PixivFANBOX先行公開【創作羞恥小説】癒やしのアカスリ洗体体験

大学生

今日は大学の友人の友美と一緒に、最近オープンしたばかりの大型スーパー銭湯にやってきた。
私も友美もお風呂が大好きなので、この日をずっと楽しみにしていたのだ。

二人で色々な湯船を巡り、お喋りに花を咲かせる。
特に露天風呂は開放感たっぷりで、日頃の疲れが溶け出していくような最高の気分だった。

「じゃ、私はサウナ行ってくるね!」

ひと通りお湯を満喫したところで、友美が元気に手を振ってサウナコーナーへと消えていった。
友美は大のサウナ好きだが、私は正直に言ってサウナが苦手だ。
5分も入っていられないし、何よりあの水風呂の心臓がキュッとなる感じがどうしても克服できない。

これから少なくとも30分は別行動になる。
さて、次は何の湯に入ろうかな……と場内をキョロキョロ見渡していると、一人の女性店員に声をかけられた。

「もしよろしければ、アカスリはいかがですか?今ちょうどお一人分、空きがございますよ。」

アカスリか。あの施術後のつるすべとした肌の感触は、一度味わうと病みつきになるんだよね。
少し悩んでいると、店員がこっそりと耳打ちするように言葉を継いだ。

「実は、普段は予約が埋まっている一番人気の施術師が、たった今キャンセルが出まして。30分コースになりますが、今なら割引価格でご案内できるんです。いかがですか?」

そうなの?そもそもアカスリって指名制とかあるの?
そのことに驚くが、アカスリそのものはやぶさかでもない。
割引も嬉しいし、せっかくなので受けてみることにした。

「ありがとうございます。では、こちらへどうぞ。」

案内された先は、個室が整然と並ぶ専用のスペースだった。
ひとつひとつが独立した部屋になっているようで、随分と設備にお金をかけているなと感心してしまう。

「では、こちらの機械にリストバンドをお願いします。」

この施設はリストバンドで一括会計するシステムだ。
パネルに表示された金額を見ると、確かに通常より半額近い。
これはかなり運が良かった。そう思いながら、私は期待に胸を膨らませてバンドをかざした。

ピッと電子音が鳴り、扉が静かに横に開く。
中には一枚の衝立があり、奥の様子はすぐには見えない。
なんだかハイテクな造りだな、と感心しながら足を踏み入れる。

「ごゆっくりどうぞ。」

店員の声と共に扉が閉まる。

(あの店員さんがやってくれるんじゃないんだ……まあ、自分で自分のことを一番人気とは言わないよね。)

そんなことを考えながら、私は「失礼しまーす。」と衝立の裏側へ回った。

「えっ……?」

思わず、妙な声が出た。
そこにいたのは、30歳そこそこくらいの、爽やかな笑みを浮かべた男性だったからだ。

「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」

にこやかに挨拶をされ、私はパニックになった。
てっきり女性の施術師だと思い込んでいたのだ。
自分が一糸まとわぬ全裸であることを思い出し、慌てて手に持っていたタオルで体を隠す。

彼は「こちらへどうぞ。」と施術台の方に促してくる。

いやいやいや。
そんな冷静に何を言っているのだろうか。
さすがに聞きたいことがある。

「あ、あの、女性の施術師さんじゃないんですね。」

おずおずと尋ねると、彼は慣れた様子で答えた。

「はい。当施設のアカスリは全員男性の施術師が担当しております。ありがたいことに、評判は上々です。」

そんなこと、先に聞いていれば絶対に断っていたのに……。
だが、彼は施術台にシャワーをかけ、淡々と準備を進める。

「では、こちらにうつぶせになっていただけますか?」

にこやかに、でも逃げられないような感じで促してくる。

……恥ずかしいけど、アカスリだけは受けておこう。
変なところ触られたら、大声を出して逃げだそう。
私はそう心に誓い、温められた施術台の上にゆっくりとうつぶせになった。


お尻にそっとタオルが置かれた。どうやら配慮はしてくれるようだ。
そっとかけられた温かいシャワーが肌を伝う。

「あの……これ、女性も受けているんですか?」

どうしても拭いきれない不安を口にする。
もしかして、手違いで男性専用フロアに迷い込んでしまったのではないか。
案内してくれたのは女性店員だったけれども。

「はい。ありがたいことに、私を指名してくださるお客様のほとんどは女性の方ですよ。」

そうなのか。
というかアカスリで指名制ってやっぱりおかしくない?

「……指名なんてあるんですね。珍しいですよね。」
「ええ。ですが、私はオープン当初から一番多く指名をいただいております。」

彼はこともなげに言う。
本当に、あの店員が言っていた通りの「一番人気」らしい。
私の知らない、深いアカスリの世界があるのだろうか。

「ちなみにですが、今から正規の手順で予約をされますと、早くても三ヶ月待ちになりますね。」
「さ、三ヶ月……!?」

思わず声が裏返った。
三ヶ月先まで予約が埋まっているアカスリ師なんて、もはやゴッドハンドの類ではないか。
だとしたら、今日は宝くじに当たったようなものなのかもしれない。

そんな驚きに浸っていると、そっと背中にアカスリ用のグローブが当てられた。

(あ……気持ちいい……)

力強く、それでいて決して痛くない絶妙な加減で背中が擦られていく。
皮膚の下の老廃物が一気に掻き出されていくような、独特の快感。

そうだ、この感覚。これが欲しくてアカスリを受けるのだ。
……と、満足感に浸りかけた瞬間、恐ろしい事実に気づいてしまった。

(待って、私……今、ボロボロ出てる「垢」をこの男の人に見られてるの……!?)

一度意識してしまうと、羞恥心が津波のように押し寄せてきた。
相手はプロだし、三ヶ月待ちの凄腕なら数え切れないほどの体を見てきたはずだ。
それでも、初対面の男性に自分の老廃物を文字通り「剥ぎ取られている」状況は、あまりに刺激が強すぎる。

(もう最悪……)

綺麗になりたいから垢は出てほしい。でも、今この瞬間だけは、一欠片も出てほしくない。
やっぱり女性の施術師さんがよかったな、と後悔が頭をもたげる一方で、あまりの心地よさにこの人で良かったと思う自分もいる。

私の心は、剥き出しの肌と同じくらい、ぐちゃぐちゃにかき乱されていた。

「では、次は右側のお尻から足にかけて擦っていきますね。」

その言葉に、私の全身がびくんと強張った。ついに来てしまった。
お尻そのものは、うつぶせになる際に見られてしまっただろうから今さらだ。
けれど、問題はその先。
足の付け根、そのもっと奥にある一番見られたくない部分まで視界に入ってしまうのではないか。

羞恥心で頭がどうにかなりそうな私をよそに、彼は慣れた手つきでお尻に掛かっていたタオルを半分だけめくり、器用に折り曲げた。

どうやら、左側は隠したまま施術してくれるらしい。
その細やかな配慮はありがたいけれど、今の私は「半ケツ」を晒している状態だ。
それはそれで、言葉にできないほど情けない。

「失礼します。」

短く断りを入れてから、お尻が力強く擦られ始めた。
ぐいっ、ぐいっ、と肌が引き上げられるたび、半分に折り曲げられたタオルの端が、お尻の割れ目に食い込むように当たる。

(……うん、多分これお尻の穴見られてる。)

羞恥の限界を超えて、いっそ大声でも出して抗議すべきだろうか。
そう思ったが、擦られる感覚が気持ち良すぎて声が出せない。
三ヶ月待ちのナンバーワンという肩書きは、決して伊達ではない。
それを嫌というほど、文字通り肌に「わからせられて」いく。

抵抗したい心とは裏腹に、私の体はどんどん彼のテクニックに屈し、もっと強く、とその手腕がもたらす快楽を求めてしまっている。

アカスリって、こんなに奥が深くものだったんだ。
抗えない快感の中で、私の理性が少しずつとろけていくような気がした。


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