【創作羞恥小説】倉庫の穴

創作羞恥CFNM

うちの学校の敷地の隅に、使われていない古い倉庫がある。
木造で、ところどころ板も歪んでいて、雨風にさらされたような色をしている。
聞いた話によると、近いうちに取り壊される予定らしい。

ある日の放課後、なんとなくその倉庫を見に行った。
特に目的があったわけじゃない。ただ、授業を終えて気だるいまま、ふと足が向いたのだ。

倉庫の裏側にまわってみると、壁の腰あたりの高さにぽっかりと小さな穴が開いていることに気がついた。
しゃがんでそっと覗き込んでみると、中が意外なほどよく見える。埃だらけの床、錆びた棚、薄暗い空間──けれど、見通しは悪くない。

そういえば昔、こんな話を聞いたことがある。
まだヤンキーが校内に当たり前にいた時代、この倉庫で“こそこそとした営み”があったらしいという噂を。

……もしかして、その頃からこの穴はあって、誰かがここから覗いていたのかもしれない。

周囲を見回してみる。
誰かが来る気配はまったくない。静まり返った放課後の校舎裏。

──ここに、入れてみたらどうなるのだろうか。

そんな軽い気持ちだった。ちょっとした好奇心。
ズボンのチャックを開けて、小さなそれを取り出す。
外で立ちションすらしたことのない、真面目な自分が、こんな場所でそれを出している──。

不思議と、お腹の下あたりがむずむずしてきた。

穴に、竿の部分だけをそっと差し込んでみる。
「まあ、スカスカだよね。」
独り言をつぶやきながら、何度もその空間に出し入れしてみた。

傍から見れば、倉庫の壁に向かって腰をヘコヘコと振っている、ただの変な人間だ。
だが、誰もいないからこそできる、バカみたいなこと。
それでも、好奇心はどんどん膨らんでいった。

──玉も、入るかな?

竿を奥まで差し込んだまま、空いたスペースに玉を押し込もうとする。
けっこうギリギリだ。片玉を先に入れて、もう一方を少し無理して押し込む。
どうにか収まり、思わず「おお……」と声が漏れた。

得も言われぬ達成感に浸っていた、そのときだった。

……抜けない。

あわてて引っ張ろうとするも、雑に開けられたその穴は内側にささくれが残っていて、
ちょうど返しのように機能してしまっていた。
無理に引くと玉が引っかかり、鋭い痛みが走る。
「ぐっ……痛っ……!」

これが冬だったら、体も縮こまって、そもそもこんなことにはならなかったかもしれない。
けれど、今は夏。
デローンと伸びきった玉が、完全に抜けなくなっている。

「……まずい。」

こんな姿、誰かに見られたら終わりだ。
真面目に過ごしてきた僕の学校生活が、こんなことで崩壊してしまう……。

そのときだった。
コロコロ、と黄色いテニスボールが足元に転がってきた。

「え?」

驚く間もなく、倉庫の角から人影が現れる。

「誰かいますか〜?」

その声には、聞き覚えがあった。
クラスメートでテニス部の──瑞穂ちゃん。

目が合った。
「こんなところで、何してるの?」

瑞穂ちゃんが笑顔で話しかけてくる。
真夏の太陽みたいに、まぶしくて優しいその笑顔。
今まで遠くから見ているだけだった彼女と、こうして1対1で話せている。
本来なら嬉しいはずのチャンスなのに──僕は、倉庫の壁にへばりついていた。

「壁にくっついてなにしてるの?」

まったく悪気のない声。
純粋に不思議そうに問いかけてくる。

いつもならジャージ姿で部活をしている瑞穂ちゃん。
だけど今日は、なぜか試合用のユニフォームだった。
スコート姿がやけにかわいくて、目のやり場に困る。

「あ、み、山本さん、なんでここに……?」

すると彼女は、くすっと笑いながら言った。

「瑞穂でいいよ。うちのクラス、山本って3人いるからね。」

……かわいすぎる。

「大会が近いから、試合と同じ格好で練習してるの。かわいいでしょ?」

そう言いながら、スコートの裾を少しだけ持ち上げて、軽くポーズを取ってみせる。
誰にでも分け隔てなく明るく話す、そんなところが彼女の人気の理由なんだろう。

「それで……平井くんは、なんで倉庫に張りついてるの?」

できることなら、そのまま部活に戻ってほしかった。
でも、それはもう無理だった。

「ちょっとね、挟まっちゃって……でも大丈夫。うん。」

……完璧にごまかせた。
──はずもなかった。

「大丈夫?どこが挟まっちゃったの?」

きっと、指か何かだと思ったのだろう。
心配そうに、スッと距離を詰めてくる。
その優しさが、今は最大のピンチだった。

僕の手を見て、不思議そうな顔をしている。

「……どこが挟まっちゃったの?」

もう、逃げられなかった。
恋はここで終わる。だけど、ほかの誰かに見られるよりはマシだ。

「ち……」

「え?」

「ちんちんが挟まって、抜けないんだよ……」

瑞穂ちゃんの顔が一瞬で真っ赤になり、「ごめんね!」と慌てて距離を取った。
その反応に、少しだけショックを受ける。

「あ、違うの!急に“ち…”とか言うから、びっくりしちゃって……」

彼女の口から「ちんちん」という言葉が聞こえたような気がして、
僕の頭の片隅で「しばらくはおかずに困らないな」などと不謹慎なことを考えていた。

「……どうしても抜けないの?」

瑞穂ちゃんが、真剣な表情で僕の股間あたりをのぞき込む。
視線がそこにあるだけで恥ずかしさが倍増する。

「うん。引っかかってて、どうしてもダメみたい。……もう壁の一部として生きることにしたよ。」

冗談まじりに言うと、彼女はふっと笑った。

「わかった、手伝うよ。ちょうど休憩時間だしね。安心して、誰にも言わないから。」

……助かったのだろうか。
いや、助かったはずなのに、なぜか羞恥がじわじわと込み上げてくる。


「中から押せば出るかな?」

そう言い残して、瑞穂ちゃんは倉庫の中に入っていった。

──見られちゃうのか。
せめて、ちゃんと剥いておいた方がまだカッコがついたかもしれない。
そんなくだらないことを考えていると、壁の向こうから「コンコン」とノックの音がした。

「聞こえる?」

声がはっきりと届く。
どうやら倉庫自体が老朽化していて、壁には小さな隙間がいくつも空いていたようだ。
気づかなかったが、自分の目線のあたりにもわずかな隙間があり、そこから瑞穂ちゃんの姿がはっきりと見えた。

彼女はしゃがみ込み、穴から出ている情けないそれを観察している。
──何を思ったのか、瑞穂ちゃんはスマホを取り出し、カシャッとシャッター音を鳴らした。

「聞こえるよ。……今、なんか変な音しなかった?」

思わず問いかけると、瑞穂ちゃんはスマホを慌てて背中に隠した。

「えっ?……暗いから何かに当たっちゃったのかな?」

明らかにごまかしているのがわかる。
でも、その仕草すらかわいくて、咎める気持ちは湧いてこなかった。

──こっちから、全部見えてるとも知らずに。

「男の子の見るの、初めてだったから……ちょっと怖かったけど、これなら大丈夫かな。」

遠回しに「小さい」と言われているような気がして、妙に心に刺さる。
さらに彼女は首をかしげながら、こう続けた。

「先っぽがね、シワシワしてて……象さんのお鼻みたい。」

ぶりっこなのか、本心なのかはわからない。
けれどその表情は、どこか楽しげで──無邪気さがにじんでいた。

「じゃあ、ちょっと押してみるね。」

そう言って、玉をぐいっと押してきた。
──男ならわかる、あの、えぐるような痛み。

「い、痛っ……!」

鈍い感覚が下腹にまで広がり、軽く吐き気すら覚えた。

「ご、ごめんね!」

慌てて押す手を止めたかと思うと、玉を優しくさするように撫で始めた。
その瞬間、今まで感じたことのない感覚が全身を駆け巡った。

──痛みのあとに訪れる、妙な快感。

自分の意思とは関係なく、形が変わっていくのがわかった。

「……やだ。」

ぽつりと、引き気味の声が聞こえた。

これでもう、どこかふっきれたような気持ちになっていた。

──どうせ、この恋に芽なんてなかったんだ。
だったらせめて、この状況を楽しんでやろう。
そんな考えが、心の奥底からじわじわとあふれ出していた。

「あの、小さくしてくれないと……抜けないよ?」

瑞穂ちゃんの声が壁越しに聞こえた。

「いや、それが……自分の意思じゃ、小さくできないんだよ……」

「そうなの?男の子って大変ね。」

そう言いながら、瑞穂ちゃんはスマホを取り出して、何かを操作し始めた。
画面を見つめながら、なにやら悩んでいる様子。

「ねえ、平井くんって……こっち、見えないよね?」

──バッチリ見えている。
けれど僕は、できるだけ平静を装って返した。

「うん、全然見えない。だから、ちょっと不安……」

自然に言えただろうか。

少しの沈黙のあと、瑞穂ちゃんは何かを決心したような顔になった。

「……わかった。私が小さくしてあげるから。」

そう言って、ためらいもなく手を伸ばし、壁の穴から突き出ているそれを包み込んできた。

「いい?これは“救助”のためだからね?変な気、起こさないでよ?」

そう言いながら、ゆっくりと扱き始めた。
あのときスマホをいじっていたのは、きっと“どうすれば小さくなるのか”を検索していたのだろう。

──信じられない。
自分以外の人間、それも恋い焦がれていた瑞穂ちゃんに、こんなことをされているなんて。

ぐちゅ、ぐちゅ……。
ねっとりと、湿った音が壁越しに響く。

「み、瑞穂ちゃん……な、なにやってるの!?ちんちんがおかしい!」

必死に無知を装って、言葉を絞り出す。

「いいから静かにして。人が来たらどうするの?」

淡々と、でもほんの少しだけ恥じらいを含んだ声。

「……これは“救助”のためだから。」

そう呟きながら、彼女の手の動きは少しずつ速くなる。
おそらく初めてなのだろう。ぎこちなさはある。
けれど、その熱心さと観察力で、僕の限界はあっという間に近づいていた。

──やばい、やばい、やばい……。

「なんか、なんか漏れちゃう……!」

そして──

ビュルッ… ビュクッ… ビュルルルッ……

思いっきり吐き出してしまった。

隙間からそっと覗くと、瑞穂ちゃんの手は僕の精液でべっとりと濡れていた。
自分でやるよりも、遥かに大量に出ていたことがわかる。

彼女はその粘ついた液体を、しげしげと見つめてから、
鼻を近づけてクンクンと嗅いで──「うぇっ」と顔をしかめた。
……何をしてもかわいい。

手についたそれを「ぺっ」と振り払い、ポケットからウエットティッシュを取り出して拭き取っていく。
どうやら、というかやはり不快感はあるようだ。

「さて、平井くん。」

「……はい。」

「なんで、小さくならないのかな?」

──たしかに、むしろさっきよりも大きくなってるかもしれない。
そんな感覚が、じわりと自分でもわかる。

「ごめん……わからないんだ。」

一応、申し訳なさそうに悩んでいるフリはしてみた。
時間をおけば恐らく戻る。その真実をだまりながら。

瑞穂ちゃんはまたスマホを取り出し、画面を見つめていたが──

突然、目を見開いた。

なにかを見つけたのだろうか?
そう思った次の瞬間、今度は堂々とスマホを構え、カシャッと写真を撮った。

「……今からすることは絶対に内緒ね。もし誰かに言ったら、今撮った画像、ばらまくから。」

……結構、恐ろしいことをサラッと言っている。

「ご、ごめん。さっきもそうだけど、僕のちんちんに……何をしてるの?」

完全に無知を装ってみる。
無知を演じて、無垢な彼女を“騙そう”という気持ちが湧いていた。

「わからなければいいのっ!」

少し語気が強くなる。
いつもの瑞穂ちゃんらしくないトーンだった。

彼女は再びウエットティッシュを取り出し、それで僕のそれを丁寧に拭き始めた。
先端が見えたその瞬間──無情にも皮がずるっと剥かれる。
思わずビクッとしてしまう。

隙間から覗くと、赤く腫れたそれが、壁に突き刺さるように立っていた。

「……ホントに内緒よ?わからないなら、何も聞かないで。」

そう言いながら、一度だけ深く息を吸い込んだ。
少しの緊張と覚悟が混ざった呼吸。

「……よし。」

先端をくんくんと嗅ぎながら、瑞穂ちゃんは小さくつぶやいた。

「救助のため、救助のため……」

小さく呟きながら、瑞穂ちゃんの顔がぐっと近づいてくる。
次の瞬間、温かくて柔らかなものが僕の先端を包み込んだ。

──咥えられている?

信じられない現実を前に、慌てて隙間から覗いてみると、
そこには、瑞穂ちゃんが顔を赤くしながら、僕のを咥えている姿があった。

あの瑞穂ちゃんが、僕のを……口で……。

唇が震えながらも、慎重に角度を変えて深さを調整している。
片手にスマホを持ち、何かを見ている。

(……動画を見ながらやっているのか……?)

少しぎこちない舌の動き。
けれど、真面目な性格のせいか、一つひとつ確認するように丁寧に舐めてくる。
舌の先がカリの裏をなぞり、先端の尿道口にチロッと触れ──
それからくちゅ、くちゅっと音を立てながら唇をすぼめ、円を描くように吸いついてきた。

「んっ……ぢゅ、ちゅっ、ん……んふ……」

わずかに唇の端が開いて、舌先が内側でうごめいている。
瑞穂ちゃんの眉が少しだけ寄っていて、真剣な表情。

唇を使って強弱をつけながら、今度はじわりと深く咥え込んでくる。
唾液がこぼれ、彼女の口元が艶めかしく光った。

「くちゅっ……んっ、ふぅ……ちゅる……」

ちゅぽんと唇が離れたと思ったら、すぐにもう一度深く咥え込まれる。
そのたびに、喉の奥で音が響いた。

舌先が先端を押しつぶすように押し当てられ、唇が根元に密着する。
そして──

「ん……ちゅっ、んんっ……」

強く、深く吸いつかれた。

「うぐっ!!」

その瞬間、耐え切れず暴発してしまった。
先端がきゅっと締めつけられたまま、勢いよく吐き出してしまう。

瑞穂ちゃんの喉がびくっと動いた。
彼女は咄嗟に吐き出すこともできず、咥えたまま受け止めてしまった。

ごくっ……。

のどが上下に動いた。

──飲んでる……?

吐きそうになるほどの快感と背徳感が、脳を直撃する。
頭がぐらぐらして、呼吸すら忘れていた。

それでも、彼女はすぐには口を離さず、最後の一滴まで丁寧に舌で絡め取っていく。
しばらくして、ようやく口を離した瑞穂ちゃんは、水筒を取り出してうがいをし、ぺっと地面に吐き出した。

すべてが終わった頃には、僕のそれはしょんぼりと縮こまり、
恥ずかしそうに皮を被って垂れ下がっていた。


瑞穂ちゃんの手が、玉をそっと持ち上げた。
引っかからないよう慎重に角度を調整しながら──

「……よし、片方、抜けた。」

一つが外れれば、もう片方も簡単だった。
両方がこちら側に戻ったとき、竿もスッと穴から抜けた。

その瞬間、向こうから嬉しそうな声が聞こえた。

「やった!」

僕はその声に、2つの意味で「ありがとう」とつぶやいた。

時間を確認すると、思った以上に経っていた。
放課後の空気が、少しだけ涼しくなってきている。

「うーん……今日は体調不良ってことで帰ろうかな。」

そう言いながら、瑞穂ちゃんは疲れたような、それでもどこか達成感のある笑顔を見せてきた。

──たぶん、初めてだったんだろうな。
手で触るのも、口でするのも。
疲れるのも無理はない。

「平井くんも帰る?私ももう帰るから、校門で待っててよ。一緒に帰ろ?」

そんなふうに言われて、断れるはずがなかった。
ぎこちなくうなずくと、彼女は笑ってうなずき返し、倉庫の前に転がっていたテニスボールを拾い上げた。

そのまま、少しスキップ混じりに部活のほうへ戻っていく。

──そういえば、ボールを探しに来たんだったな。

気の抜けたような感覚と、ほんのり残る興奮とで、
僕はしばらくその場に立ち尽くしていた。


エピローグ

校門の前で待っていると、向こうから手を振る瑞穂ちゃんの姿が見えた。

「ごめんね、待たせちゃった。」

笑顔で駆け寄ってきた彼女。
どうやら顧問の先生に早退の連絡と、着替えのために少し時間がかかってしまったらしい。

「先生にすごく心配されちゃって……ちょっと罪悪感あるね。」

「ごめん、僕のせいで。大会、近いんだったよね?」

「うん。でも大丈夫。今日はもともと早めに上がろうと思ってたから。……休養も、大事なことだしね。」

そう言って、いつものかわいらしい笑顔を向けてくれる。

──この時間が手に入ったなら、あの穴に突っ込んだ甲斐があった。
……そんなことを思ってしまう自分が、ちょっと情けなくて、でもちょっと誇らしくもあった。

そして、ほんの少しだけ悪い心が芽生えた。

「あのさ、倉庫の中で何してたの?……ちんちんが変になったかと思ったよ。」

からかうように言うと、瑞穂ちゃんの顔が一瞬で真っ赤になった。

「……本当に、知らないの?」

少し疑うような声色。

「うん、ごめん……知らないんだ。もしよければ、教えてくれないかな?」

そう言ったあと、瑞穂ちゃんは少しだけ目を伏せ、口をつぐんだ。
答えに迷っているのか、それとも何かを思い出しているのか──沈黙が流れる。

(……あ、やりすぎたかな。)

ちょっと意地悪すぎた──そう思ってフォローしようとした、そのとき。

「……わかった。今度、教えてあげる。でも……私にも、気持ちの整理が必要だから……ちょっとだけ、待っててね。」

真っ赤な顔のまま、それでも精一杯の笑顔で、そう言ってくれた。

僕の顔も熱くなっているのが、はっきりとわかった。

「あの……大会が終わったら、一緒に遊びに行きませんか?」

なぜか敬語になってしまった僕に、瑞穂ちゃんはふわりと微笑んだ。

「──大会は応援に来てくれないの?」

END


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