【創作羞恥小説】罰ゲームの代償

同級生

俺たちは男女4人でよくつるんで遊んでいた。
特に飲みに行った後、決まって立ち寄るのがダーツバーだった。
その中でも、佳穂の腕前は群を抜いていた。もはや特技と言ってもいいほどの実力だ。
対する俺たち男2人はというと、どうあがいても佳穂に敵わない。
手加減なんてしていないのに、毎回あっさりと負けていた。

しかも佳穂は酒にも強かった。
一度、酔わせてから勝負を挑めば何とかなるんじゃないか――そんな浅はかな作戦を立てたこともある。
だが、いざやってみれば、酔ってボロボロだったのはこっちの方だった。

そして、毎回のように罰ゲームが設定されていた。
最初のうちは「一杯だけ一気飲みね?」といった軽いものだったが、若さゆえの勢いもあり、いつの間にか内容がエスカレートしていった。
「ダーツバー代奢りね」ぐらいまではまだ笑って済ませられたが――

「じゃあ、最下位はパンツ見せることね。」
そんなひと言をきっかけに、罰ゲームは次第にエッチな方向にエスカレートしていった。

負けるのは、たいてい男2人のどちらか。
というのも、一位を取る自信がないからこそ、あえて最下位を狙うという選択をすることもあったからでもある。
――その理由については、また後で触れるとして。

罰ゲームの内容はどんどん過激になっていった。
夜の公園で上半身裸になる、大事なところを1分間見せる、といった具合に。
佳穂は、自分が絶対に負けないことをいいことに、やりたい放題だ。
「今日は小さいのかな? かぶってるのかな? どっちが見られるかな~?」
そんなことを言いながら、酒の勢いも手伝ってケラケラと笑っていた。

罰ゲームは毎回、ダーツを始める前に決められる。
そしてその内容は、前回の勝者が決めるのがルールだ。
「じゃあ今日は、公園で上半身裸ね。」
今回の罰ゲームも、佳穂によってそう決められた。

さて、ここで話はもうひとりの女子――由依に移る。
由依はダーツが特別上手いわけではない。俺たち男2人と同レベルといったところだ。
いつもなら、「女の子にエロい罰ゲームをやらせるのはちょっと…」という空気もあって、俺たち男2人がうまく調整し、どちらかが最下位になるようにしていた。
もちろん、下着を見せる程度なら気にせずやってもらっていたが、今回のように露出の多い罰ゲームのときはさすがに忖度していた。

ところが、この日の由依はやたらとツキがなかった。
いつも通りカウントアップでの勝負だったが、ブルを狙えばブレて低得点、逆転を狙ってトリプルに挑めばなぜか「1」のトリプルに命中。
由依の様子を見て、俺たちは慌てて低得点を出そうとしたが、狙いすましたようにインブルにズドン。
さらなる低得点を狙えば、今度は「20」のトリプルにドカン。
結果として、由依以外の三人が上位争いをしているような点数になってしまった。

由依の一人負け。
「さすがにマズいんじゃないか?」と止めに入ったが、佳穂はむしろ嬉しそうだった。
「2人ともあんな恥ずかしい罰ゲームやったんだから、由依だけナシなんてダメでしょ?」
そんなことを言われてしまえば、由依に逃げ道はない。

「わかった。やるから、誰か来ないか見張っててね。」
そう言って、由依は人気のない夜の公園で、おっぱいを晒した。
本来のルールでは“全裸の上半身”という話だったが、さすがにそれはやりすぎだということで、おっぱいまでというところで話がついた。

月明かりに照らされた由依の胸元は、やけに綺麗だった。


後日、佳穂がいない場が設けられた。

「さすがにあれはよくないな。」
「自分が負けないからって、あれはやりすぎだろ。」
「私もすっごく恥ずかしかったよ。今までごめんね。」

そんな反省の話し合いになった。
そして、いつか佳穂に“きちんと反省してもらう”機会をつくろうという流れになった。

だが、ズルをするわけにはいかない。
あくまで正々堂々勝ってこそ意味がある。
そこで俺たちは、知り合いのセミプロダーツプレイヤーにコーチを依頼し、虎のように密かに腕を磨いた。
佳穂の前では、今まで通りの実力を装いながら――。

そしてついに、その時が来た。

「今日の罰ゲームはさ、いつもの公園で大事なところをみんなに見せつけることね。」

佳穂が軽い調子でそう言い放った瞬間、俺たち3人は静かに目を合わせた。

――今までの鬱憤、全部返させてもらう。


勘違いしてはいけないが、俺たちは佳穂のことが嫌いなわけじゃない。
むしろ、普段は気が利いて、よく笑う良い子だ。
ただ――ことダーツとなると、いつもとは違う一面が顔を出す。
隠れていたSっ気が露わになり、過激な罰ゲームを平然と提案してくるのだ。

これは、その“行き過ぎ”を反省してもらうための、荒療治である。

そして、ゲームが始まった。
佳穂はいつも通り、序盤は順調だった。
余裕の笑みすら浮かべていた。

だが、異変は中盤から現れた。
今まで舐めていた3人の投げる矢が、明らかに的を射ていたのだ。

「あれ? みんな今日、調子よくない?」
佳穂の表情から、徐々に余裕が消えていく。
焦りが見え始め、ミスが増えた。

余裕があるからこそ自然体で投げられていた――そのバランスが崩れたのだ。

そして、結果発表。

1位は由依。
続いて俺ともう一人の男が僅差で並び、最後に残ったのは――圧倒的最下位の佳穂だった。

喜ぶ3人と、呆然と立ち尽くす佳穂。
「な、何かの間違いだって! こんなの、おかしいよ!」

だが、そんな言い訳が通じるはずもなかった。

「さ、罰ゲームの時間だよ♪」
にこやかにそう言った由依の笑顔は、どこかで見た誰かのそれと、そっくりだった。

“例の罰ゲーム”は、彼女の心と頭に、かなり強く残っていたのだろう――。

「ちょ、ちょっと待って! 一回話し合わない? さすがに女の子が“大事なところ”見せるのは違くない?」

この期に及んで何を言い出すのか。
今まで、どれだけ他人に恥をかかせてきたのか、自分でも覚えていないのだろうか。

「何言ってるの。みんな、佳穂に恥ずかしい思いさせられてきたんだよ? 佳穂だけ何もなしなんて、許されるわけないじゃん。」

今日の由依は、明らかにいつもと違った。
優しい笑顔の奥に、固い意志が宿っているように見えた。

きっと、ずっと待っていたのだ。
やり返す、この瞬間を。

「せめて……おっぱい! おっぱいなら見せるから、それで勘弁して!」

懇願する佳穂の声を聞きながら、由依は無言で佳穂の手を取り、そのまま女子トイレへと引きずり込んでいった。

俺たち男二人は顔を見合わせた。

――大人しい人ほど、怒らせたら怖い。
そんな当たり前のことを、まざまざと見せつけられた瞬間だった。
あんな由依を見るのは、初めてだった。

しばらくして、佳穂と由依がトイレから戻ってきた。
佳穂は、明らかにさっきまでの勢いをなくしていた。
うつむき加減で、足取りもどこか重い。

「……パンツとブラ、取られた……」
小さな声で、ぽつりと呟いた。

パンツは罰ゲームの延長だとしても、なぜブラまで?

その疑問に、由依はさらりと答えた。
「だって、佳穂が“大事なところ”見せるって言ったんだよ? 女の子にとって“大事なところ”って、下だけじゃないでしょ?」

言葉尻を捉えた、恐ろしいほど冷静な一撃だった。
反論の余地もない。

すでに夜は肌寒く、佳穂は薄手のジャケットを羽織ってはいたが――
中には何も身につけていない。
下もスカート一枚で、露出はしていないものの、揺れや先端の浮き出しが気になって仕方ないようだった。
彼女の動きには、どこかぎこちなさがあり、無意識に腕を胸元に当てる仕草が増えていた。

そんな様子を見ているうちに――
恥ずかしさに耐える佳穂の姿に、どうしようもなく昂ぶっている自分がいた。


「さ、公園に着いたわ。さっそく――佳穂の“大事なところ”、見せてもらいましょうか。」

由依はまったく容赦がなかった。
いつの間に用意していたのか、手にはやたらと明るい高輝度の懐中電灯まで持っていた。

「ちょ、ちょっと待ってよ! さすがに公園のど真ん中でなんてイヤよ! 知らない人に見られたらどうするのよ!」

その言い分も理解はできる。
だが、よく考えれば――由依の罰ゲームのときは、公園の街灯の下という、むしろもっと危険な場所だった。

「……お願い。せめて隅っこの方でやらせて。お願いだから……」

涙目になって懇願する佳穂。
その姿に、さすがに少しだけ胸が痛んだ。

見せる覚悟はできていたのだろう。
だが、“ど真ん中でさらす”というシチュエーションだけは、どうしても受け入れられなかったようだ。

「由依、ちょっと可哀想すぎるぞ。」

そう声をかけると、由依は唇の下に指を当て、んー……と考え込んだ。

周囲を見回すようにキョロキョロしていたかと思うと、ふと、何かを見つけたようだった。

「別に私も、佳穂が憎くてやってるわけじゃないからね。……いいよ、公園の真ん中は許してあげる。」

その言葉に、佳穂の顔がパッと明るくなった。
少しだけ涙を浮かべていた目が、安堵で潤む。

「じゃ――行きましょうか。」

にっこりと笑った由依の顔は、どこか天使のようでもあり……
何か良からぬことを企んでいる悪魔のようにも見えた。


連れてこられたのは、公園の隅にひっそりと佇む古びたトイレだった。
街灯も届きにくく、やや湿った空気が漂っている。

目の前にあるのは、男子用の和式個室。
だが、その扉は中央部分だけで、上下は完全に吹き抜けていた。
足元からは太ももまで丸見え、上を覗こうと思えば腕で押しのけられるほどの低さ。
プライバシーの欠片もない設計だった。

「……まだこんなトイレ残ってるんだ……」
思わず、そんな感想が口をついて出る。
男子トイレの設計は、やっぱり色々おかしい。

「ここならしゃがんで“大事なところ”を見せても、顔はバレないから安心だよね?」
由依が懐中電灯を掲げながら笑顔でそう言った。

確かに、顔は隠れる。
でもそれはつまり――佳穂からも、外が見えないということだ。

広く開いた床下のスペース。
そこに“丸腰”で座らされ、ただじっとしていろというのか。
誰がどこから見ているのかわからない恐怖と、冷気が足元から這い上がってくる。

「これじゃ……私、誰に見られてるか、全然わかんないじゃない……」
かすれた声で、佳穂が言った。

「公園のど真ん中か、ここか。好きな方選んでいいよ? やっぱり私って、優しいよね?」

由依は唇の端だけで、にやりと笑った。
その顔は、完全にスイッチが入っていた。

しばらくの沈黙の後、佳穂が静かに頷いた。

「……わかった。ここにする。……ど真ん中よりは、まだ……」

「よしっ、じゃあ男子チームは後ろ向いて、ちょっとあっち行っててね~」
そう言われ、俺たちは背を向けて数歩先に移動させられた。

後ろでは、なにやら準備が進められている。

「中に入って、はい、スカートめくってね。」
「最初は私がジャケットで隙間隠してあげるから、大丈夫大丈夫。」
「……もー、ちゃんと上も脱いでってば。見えるのは下だけだけど、それが“罰ゲーム”でしょ?」

「……しゃがんで、足はしっかり広く開いてね。」
「そっ……そう。もっと。……ほら、“そこ”もちゃんと開いてね?」

由依の声が、やけにクリアに聞こえる。
楽しそうなテンションが隠しきれていなかった。

闇の中で、何も見えない俺たちの背中。
その向こうで、無防備な何かが晒されている――
そんな想像に、喉の奥がひどく乾いていくのを感じた。

「お待たせしました~。男子諸君、トイレの前までどうぞ。」

由依の声に振り向くと、彼女はトイレの前に立ち、ジャケットを横に広げていた。
あたかも舞台の幕を隠すカーテンのように。

俺たちが近づくと、由依がこちらを見て、なにやら口パクで伝えてきた。

「ス・マ・ホ」――
……スマホ?

撮れ、と?
月明かりに照らされて浮かぶその笑顔は、まるで“復讐に燃える天使”のようで、背筋がぞわりとした。
あのときの罰ゲームが、よほど彼女の中に強く残っていたのだろう。

「はい、これも渡すね。ちゃんとライトアップしてあげてね。」

手渡されたのは、件の高輝度懐中電灯。
徹底したその用意に、思わず笑いそうになった。
完全にスイッチが入っている。

「佳穂、準備はいい? ジャケットをどかしてから、一分間だからね?」

由依が声をかけると、中から苛立ち混じりの声が返ってくる。

「わかってるわよ! こっちは心が折れそうなのよ! ずっと開いてたせいでアソコちょっと痛いし、早くして!」

半泣きで叫ぶようなその声。
本気で恥ずかしがっているのが伝わってきた。

いよいよその瞬間が来ると思うと、こっちまで緊張してくる。

ただの仲の良い友達。
付き合ってるわけでもない。
そんな関係の女の子の――“アソコ”を見ることになるなんて。

手の中のライトがやけに重く感じられた。
ゴクリとつばを飲み込む音が、夜の静けさの中にやけに大きく響いた気がした。

ジャケットに懐中電灯の光を当てる。
準備は万端だ。
足元に差し込まれた光が、まるで舞台のスポットライトのように下半身だけを照らしていた。

「では――ショータイムです。お代は見てのお帰りです。」

由依が宣言し、ジャケットを静かに左右へと払う。
その瞬間、広がる光の中に浮かび上がったのは――
しゃがみこんだ佳穂の両膝の間、しっかりと両手で“そこ”を開いた姿だった。

開かれたそこは、月明かりと懐中電灯の光を受けて、わずかに艶めいていた。
周囲はツルツルに処理され、上の方には整えられた陰毛が残されている。

三人とも、一瞬言葉を失った。
だが、じわじわと興奮が言葉となってあふれていく。

「佳穂の……あそこ、綺麗だな……」
「中のヒダも小さくて整ってる。……可愛いってこういうこと?」
「クリ、こんなに開いてるのに、恥ずかしそうに顔出してるのがまた……いい。」

好き勝手に感想を言う三人。
そのたびに、佳穂の太ももがピクッと震える。

「ちょっと! そんなに見ないでってば! 恥ずかしいんだからっ!」

抗議の声に、由依が答えた。

「佳穂……あんまり大きい声出すと、誰か来ちゃうよ?」

「……ぐっ……」

まるで呪文のようなひと言に、佳穂はすぐに口を噤んだ。
もしかすると、一番敵に回してはいけないのは由依なのかもしれない。

「――あれ? ねぇ佳穂……ちょっと濡れてきてない?」
「さっきよりもクリ、大きくなってる。見られて嬉しくなっちゃったんだ?」

由依は屈みこみ、まるで親しげに話しかけるように囁いた。
言葉は優しいのに、笑顔はまるで悪魔。

「本当はさ、こういうの……ずっとやってみたかったんじゃないの?」
「早く言ってくれたら、もっとたくさん見てあげたのに。」

扉で顔は見えない。
だがきっと涙目であろう事は想像に難くない。

「まだ? もう1分経ったでしょ!?」
佳穂が叫ぶように訴える。

由依はスマホをちらりと見て、にこやかに告げた。

「残念。まだ30秒。やっと半分よ。」

「……そんな……」
力なくつぶやく声。
しかし、由依のスマホにはしっかり“1分25秒”のタイムが表示されていた。

恐ろしい女だ。

「じゃあ――もっと下も見てあげましょうか。」

由依の声は、まるで何でもない提案のように響いた。
だが、その内容の意味に気づいた瞬間、佳穂がビクッと肩を震わせた。

「……もっと下って……まさか……そっちはダメ! 見ないで!」

取り乱したように声を荒げる。
さっきまでよりも、ずっと切羽詰まったような反応だった。

どうやら“女性器”を見られるより、“肛門”を覗かれる方が、佳穂にとっては恥ずかしいらしい。
今まであれだけ開いて見せていたのに――

「佳穂、大丈夫。もうちょっとで終わるから……がんばろ?」

由依の声はとても優しかった。
だからこそ、恐ろしかった。
その優しさは“逃がさないため”のものだと、わかってしまうから。

そして、由依はしゃがみこみ――
暗がりの中懐中電灯を当て、下の隙間からゆっくりとのぞき込んだ。

「……なによ。こっちも綺麗じゃない。」
「そんなに見せるの嫌がってたのに、ちゃんと処理までしてるんだもん。……見せたかったんでしょ?」

口調は穏やかなまま。
けれど、その一言一言が、佳穂の心を容赦なく抉っていた。

男二人も、ためらいながらも下から視線を送った。
確かに、そこには無駄な毛ひとつなく、手入れの行き届いた肌があった。
ホクロひとつ見当たらない。
まるで“見せられる前提”で整えていたかのように、完璧だった。

「もぉ……やだぁ……っ」

佳穂の声が震える。
けれど、隠そうとはしない。

今すぐにでも全てを隠して逃げ出したい――そんな気持ちは伝わってくる。
けれど、これまで他人に強いてきた数々の罰ゲームを思えば、抵抗する資格は自分にはない。
――それを佳穂自身が一番わかっているようだった。

ピピピピピ――。

由依のスマホが鳴った。
ようやく時間になったらしい。
ちらりと画面をのぞくと、タイマーは「3:00」。

マジかよ……と思い視線を上げると、由依は舌をぺろっと出して笑った。
まるで「バレた?」と言わんばかりに。

…まぁ俺としては、得しかなかったからいいんだけどね。

「じゃあ、これで佳穂の罰ゲームは終わりね~。」

そう言いながら由依は、鍵のかかっていない小さな個室へと手を伸ばし――
そのまま、ためらいもなく扉を開けてしまった。

「えっ――!?」

中にいた佳穂は、姿勢を整える間もなく固まった。
上半身は裸で、思いっきり開脚し、あそこを手で開いている佳穂がいた。。
信じられないという表情のまま、目を見開いて固まっている。

「あ、ごめんごめん。」

由依は軽い調子で言いながら、そっと扉を閉めた。

一拍置いて――

「いやあああああーーっ!!」

公園に悲鳴が響き渡った。

結局、佳穂は“大事なところ”を全部見せてしまったのだった。


翌日、俺だけが佳穂に呼び出された。
昨日のことを責められるのかと思いきや、どうやらそうではないようだった。

「昨日は……すっごく恥ずかしかったよ。反省もした。今までごめんね。」

素直に頭を下げる佳穂は、なんだかいつもより可愛らしかった。
……とはいえ、それなら皆の前で謝ればいいはずだ。
俺ひとりだけを呼び出すなんて、何かあるのだろうか。

「それでね、相談があるの。」

「相談?」

「……私と組まない?」

話を聞くと、昨日の由依はちょっとやり過ぎだったと。
でも、三対一では勝てない。だから――
「だったら俺と組んで、由依に仕返しをしたい」とのことだった。

「おいおい、本当に反省してるのか?」

「してるってば。でもそれとこれとは別よ。だって……私、全部見られちゃったんだから。」

由依にも“同じくらい”のことをしてもらわないと納得できないらしい。

「よく考えてみて。三人は全部見せたのに、由依だけはおっぱいだけって不公平じゃない?」

――たしかに、そう言われると、そんな気がしてくる。

「……わかった。面白そうだし、組んでみるか。」

すると佳穂はパッと顔を輝かせ、俺の手をぎゅっと握った。
「ありがとうっ!」と、何度も何度も手を上下に振る。

……正直、俺は悪い気がしなかった。
俺を選んでくれたことが、素直に嬉しかった。

──それから数ヶ月後。
この周辺のダーツ大会で、二組の男女が荒らしまくることになる。

由依は、もう一人の男と組んだようだ。
俺はというと、由依の痴態を見ることよりも、佳穂を守ることに全力を注いだ。
どうやら、相手も同じ気持ちだったらしい。

そして、今年最後の大会が――クリスマスイブに開催されている。

優勝賞品は、このあとすぐ使えるクリスマスディナー券
ペアで出場するこの大会に、俺は、佳穂と一緒に参加していた。

こんな大会に出ているのだから、もう――気持ちは伝わっているような気もする。
でも、ちゃんと口にして、伝えたい。

恥ずかしい思い出から繋がった、この奇妙な縁を大事にするために。

俺は、今日の一投一投に、心を込めていく。

END


💡羞恥管理が好きなあなたにおすすめ!

🔗【DLsite同人音声】羞恥管理同級生作品はこちら
🔗【FANZA同人CG】羞恥管理同級生作品はこちら
🔗 包茎が気になる方は、こちらの自宅ケアもチェックしてみてください
同級生創作羞恥CMNF
シェアする
ゆうやなぎをフォローする

💬 ご意見・ご感想はこちらへ。

タイトルとURLをコピーしました