【創作羞恥小説】マッサージのアルバイト

創作羞恥CFNM

「金が……ない。」

貧乏学生の俺は、仕送りだけでは生活が厳しくなってきていた。
とはいえ、学業との両立を考えるとガッツリ働くのも難しい。

そこでスマホを片手に、日雇いや短期のアルバイトを探していたときのこと。
ひときわ目を引く求人が目に留まった。

『日給2万円』『男性限定』『1日だけ』『マッサージの練習台』

「……怪しい。」

正直なところ、そう思った。
でも条件だけ見れば、悪くない。何より“1日だけ”というのが魅力的だった。
迷った末、とりあえず話だけでも聞いてみようと、掲載されていた番号に電話をかけてみた。

「はい、○○マッサージです。」

「あの、求人広告を見たんですが……。」

対応してくれた女性に詳細を尋ねると、今回はマッサージ学校を卒業する女性たちが、最終チェックとして行う実技試験らしい。
その実技練習用に“男性の体”が必要で、いわば練習台として協力する仕事だという。

「ただ、基本的に――裸になってもらいます。」

「えっ、女性の前で、裸になるんですか?」

「はい……そこがネックで、これまで何人にも断られてしまって……。」

戸惑う俺に、さらに説明が続く。

「でもご安心ください。今回のコースは、皆さん40代以上の女性なんです。若い女の子に見られるわけではありません。」

確かに、若い女性の前で裸になるよりは、恥ずかしさも多少は和らぐかもしれない。
それでも、やっぱり裸というのは引っかかる。
けれど、2万円――この金額は、俺にとっては本当に大きい。

「……うーん。」

「本当にお願いします!毎回、協力してくださる男性が見つからなくて……!今回の子たち、全員合格しないと卒業できないんです……!」

必死に懇願されて、なんだかこちらまで申し訳ない気持ちになってくる。
しかも、最後にはこんな一言まで飛び出した。

「全部終わったら……私がマッサージして差し上げますので……お願いします!」

たった一日、相手はおばちゃん、そして2万円。
断る理由は、もうなくなっていた。

「……わかりました。お願いします。」

「ありがとうございます!!」


当日。
指定されたビルに着くと、エントランスで一人の女性が待っていた。

ぱっと見、二十代半ばといったところだろうか。
白衣を着て、胸元には「中山」と書かれた名札が付いている。

「今日はよろしくお願いします。」

俺がそう挨拶すると、中山さんは少し申し訳なさそうな顔をした。

「こちらこそ、無理を言って申し訳ありませんでした。」

そう言って深々と頭を下げられた。
恐縮してしまうほどの低姿勢に、逆にこちらが戸惑ってしまう。

「……申し訳ついでに、ちょっとこちらへ来ていただけますか?」

「はぁ……?」

なんだろう?
案内されたのは、奥の一室。控え室のような場所だった。

「恐れ入りますが、そっと……このドアの隙間から中を覗いてみてください。」

言われるままに、少しだけドアを開けて中を覗く。

そこには――若い女性たちが数人、笑顔で談笑していた。
白衣の下に動きやすそうなラフな格好。見た目はどう見ても二十代前半。

そっとドアを閉じ、中山さんのもとへ戻る。

「……あの、40代くらいの女性が担当って聞いてたんですけど?」

中山さんはビクッとし、すぐに頭を下げた。

「本っ当に申し訳ありません!確認ミスでして……!」

どうやら、今回は全員20代前半の女性ばかりだったらしい。

「本当は40代のクラスだったんです。でも急遽日程が変更になってしまって……連絡ミスで……!」

声はだんだんかすれ、今にも泣き出しそうな表情になっていく。

「……もしご気分を悪くされたようでしたら、交通費だけでもお支払いしますので、本当にご無理なさらないでください……!」

目を潤ませながら何度も頭を下げる姿を見て、俺は思わず言ってしまった。

「……大丈夫です。がんばってみます。」

その瞬間、中山さんの顔がぱっと明るくなった。

「ありがとうございます……!本当に……ありがとうございます!」

両手をぎゅっと握られ、何度もお礼を言われる。

……よほど人手が足りていないんだろうな。

でも、状況は想像よりずっと……恥ずかしいことになりそうだ。


まず最初に手渡されたのは、バスローブのようなものだった。
そして言われるがままに、奥のシャワールームへ案内される。

「施術の前に、軽くシャワーを浴びていただいてもよろしいでしょうか?」

マッサージ台に上がる前に、体を清潔にしておくのは当然といえば当然か。
脱衣所には誰もいなかったが、シャワールームの仕切りは思ったよりも簡素で……どこか心許ない。

脱ぎながら、ふとローブを手にとって確認する。

「……中は、なにも着ないんですよね?」

「はい。ローブの下は、完全に……すみません、素肌でお願いしています。」

やっぱりそうか……。

そうは思っていたけど、あらためて確認すると、ずしりとした羞恥が襲ってくる。
とはいえ、ここでやっぱり無理だと言い出す勇気も、もうなかった。

意を決して全て脱ぎ、シャワーを浴びる。
そして体を拭き、渡されたローブを羽織る。
生地は薄く、ひやりとした感触が素肌にまとわりついて落ち着かない。

この格好で、女性たちの前に立つのか……。

ゆっくりと深呼吸をした。


部屋に入った瞬間、いきなり拍手が起こった。

「ようこそ〜!」
「よろしくお願いしまーす!」

出迎えたのは、白衣を着た若い女性たち。

年上の女性たちに囲まれるという状況に、自然と背筋が伸びてしまう。
拍手されるようなことなんてしていないのに、なんだか自分が晒し者になった気分だ。

そして、すぐに誰かの小さな声が耳に入る。

「……あれ?思ったより若い?」

思わず顔が熱くなった。

中山さんに促され、部屋の中央にあるマッサージ台にうつ伏せで横たわる。
バスローブを外し、腰のあたりにタオルがかけられた。

「では、マッサージの最終テストを始めます。」

中山さんの声が響く。
彼女は俺の頭の近くに立ち、左右には3人ずつ、計6人の女性たちが並んでいた。
全員が自分より年上で、しかもプロを目指す練習生。

(この6人に……順番に触られるのか)

その事実だけで、息苦しいほどの緊張に襲われる。

「それでは、まず背中からお願いします。」

最初に手を置いたのは、髪を結んだスラリとした女性。
その指先が背中に触れた瞬間、ゾクリと鳥肌が立った。

ひんやりとした手が、すぐに温かくなり、肩甲骨、脇腹、腰と、ゆっくり押し流されていく。
揉むというより、なぞるような動きに近く、どこか観察されているような感覚が拭えない。

「では、交代します。」

「次、足をお願いします。」

続いて、足元の女性が膝裏からふくらはぎを丁寧にほぐし始めた。
徐々に力が抜けていくのを感じつつも、羞恥心だけは拭えない。

最後に足の裏をグッと押されたとき、体がピクリと反応した。

そして――

「次は、太ももからお願いしますね。」

中山さんの言葉に、再び緊張が走る。

今度は、タオルの“際”にまで手が伸びてくる――。

マッサージは、まだ始まったばかりだった。


「失礼します。」

そう言って、女性の一人が腰のタオルを静かに外した。
空気が肌に触れる感触がはっきりとわかる。
たたまれたタオルは脇に置かれ、そのまま施術が始まった。

臀部に手が当たり、左右に押し広げるような動きが繰り返される。
そのまま筋肉の流れに沿って、一定のリズムで手が動く。

しばらくすると――どこからか、小さな笑い声のようなものが聞こえた気がした。

(……?)

耳を澄ますと、ぼそりとした声が混じっていた。

「……見えてる、かも。」
「かわいい。」

誰の声かはわからない。
けれど、それが自分のことを言っているのは明らかだった。

(……まさか)

うつ伏せで少し足を開いている今の姿勢――
足の間から見えてしまっているのだと、気づいた。

とはいえ、何かを隠すような動きもできず、体勢を変えることも許されない。

羞恥だけがじわじわと胸の奥に広がっていく。
そのまま何も言えず、マッサージだけが続いていった。


臀部の施術が終わり、再び股間あたりにタオルを掛けられた。
仰向けになるよう促され、体勢を変える。

腕からマッサージが始まり、肩、鎖骨のあたりを通って、だんだんと下へ下がっていく。
胸、腹部、下腹部と進むにつれ、意識が自然と一点に集中していく。

そして、ついにその時が来た。

「そけい部のマッサージですので、タオルを外させていただきます。」

中山さんが少し申し訳なさそうな顔をして、静かに言った。
そのまま、タオルをスッと外す。

隠していたものが、七人の女性たちの目の前に晒される。
何も言わないまま、視線だけがじっと集まってくるのがわかった。

中山さんもじっと見ていたかと思うと、ハッとしたように顔を上げ手を軽く叩いた。

「はい、患者さんに恥ずかしい思いをさせないように。」

「はーい。」

そんな返事と同時に、鼠径部のマッサージが始まった。

一人目の女の子は顔を真っ赤にしていて、手も少し震えているようだった。
慣れていないのか、施術の途中で何度か俺の性器に触れてしまう。

「す、すみません……」

そう謝るたびに、ますます居心地が悪くなっていく。

その中で、他の女性たちの声が小さく聞こえてきた。

「かわいいね。」
「皮かぶってるの、はじめて見た。」
「私、元彼が包茎だった。」
「私の小指くらいかも。」

クスクス笑いながら、小さな声で話していた。

聞かれないようにしているつもりなのだろうが、距離が近すぎる。
言葉が耳に届くたび、体温がどんどん上がっていくのが分かった。

そのうえ、マッサージの手が何度もかすめてくる。

――大きくなってしまうのは、仕方ないじゃないか……。

自分の中で、言い訳のようにそう思った。
そうでもしないと、今の状況を受け入れるのはあまりにもつらかった。

そして俺は、彼女たちの目の前で、それを大きくさせてしまった。


「はい、施術の最中、このように勃起してしまう患者さんもいます。ですが――絶対に触れないように。たとえ患者さんからお願いされたとしても、応じてはいけません。」

中山さんの声が部屋に響く。
場が少し引き締まったような空気になった。

一人の女性が手を上げた。

「どうして触れてはいけないのですか?」

それに対して、中山さんは落ち着いた口調で答える。

「簡単に言えば、許可なく性的なサービスを行うことになるからです。これは医療類似行為における違反行為で、場合によっては犯罪にあたります。十分注意してください。」

「はーい。」

軽い返事が返ってきたところで、再び鼠径部のマッサージが始まった。

最後の施術者が俺の脚元に立つ。

落ち着いた雰囲気の女性だったが、手を当てた瞬間、少しだけ口元を緩めてにやっと笑ったのがわかった。

そして、マッサージが始まる。

その動きは丁寧ではあるが、時おりわざと手の甲や手首が俺の性器に触れる。

触れていないとは言いきれない――その絶妙な距離感が、逆にこたえる。

声も出せず、動くこともできず、ただ耐えるしかなかった。

生殺しのような時間だけが、淡々と過ぎていった。


鼠径部の施術が終わり、一通りのマッサージはこれで終了だと思った。

ようやく終わった――そう思った矢先だった。

「では、最後に特別講習の睾丸マッサージをします。」

……は?

思考が一瞬止まった。
そんなこと、聞いてない。

驚いている間にも、中山さんの合図で施術の準備が進んでいく。

最初に名乗り出たのは、あの顔を真っ赤にしていた女性だった。

「あ、あの……私、触るのはじめてで……痛かったら、すぐに言ってください。」

そう言って、申し訳なさそうに頭を下げる。

(……そうか、この人、処女なのかもしれないな)

なぜかそんなことが頭に浮かんだ。
どうでもいいはずなのに、緊張のせいか余計な考えが止まらない。

そして――施術が始まる。

彼女の指先が、そっと睾丸を包み込むように触れてくる。
皮膚を軽く引っ張り、表面を円を描くように撫でる。
あくまで外側から、刺激しすぎないよう丁寧に。
両手を使って持ち上げ、左右を入れ替えるように整える動き。

(……うわ、やばい。なにこれ)

やさしく押し込まれるたびに、妙な感覚が走る。
くすぐったさと緊張が混ざって、どこにも逃げ場がない。

もちろん、竿のほうに触れてくることはない。
睾丸だけを、施術として扱っている。それだけなのに。

やりたい盛りの自分にとっては、それが一番きつかった。

触れられているのに、求められているわけじゃない。
刺激されているのに、抜け道がない。

まるで生き地獄のようだった。

いや、俺……童貞なんだけど。

そんな心の声が、どこにも届くはずもなかった。

五人目までは、順調に終わった。

そして最後は――
鼠径部のマッサージのとき、やたらと“ちょいちょい”触れてきた、あの妖艶な女性だった。

見た感じ、俺より二つくらい年上なだけのはずなのに、どうしてあんなに色気があるんだろうか。
目線を合わせただけで、妙に体がこわばる。

最初のうちは、普通に睾丸マッサージを行っていた。
他の人と大きな違いもなく、落ち着いた手つきで施術が続く。

だが――急に彼女が手を止めて、手を上げた。

「あの、私……本番のように、タオルをかけた状態でやりたいのですが。」

中山さんがうなずきながら答える。

「はい、大丈夫ですよ。ここまで完璧でしたから。」

そう言いながら、タオルをふわりとかけてくれる。

優しさなのだろうか。
そう思い、安心しかけた――その時だった。

タオルの下で、明らかに竿の部分が引っ張られた。

皮が引かれ、先端が露出した感触が伝わってくる。

(えっ……?)

思わず足元にいる彼女を見ると、目が合った。
ニヤリと笑った。

わかってやっている――間違いない。

そこからは、完全に地獄だった。

睾丸のマッサージは形式通りに行われながらも、
その合間に、タオルの下で何度も竿が撫でられる。
右手で睾丸を引っ張っているかと思えば左手で裏すじをカリカリ。

触れられるたび、体がビクビクと反応してしまう。

「……あれ? タオル、濡れてきてない?」

近くの女性が小さくつぶやいた。
中山さんがすぐにフォローを入れる。

「時折、睾丸を触れているだけで、そうなる方もいます。気にしないで大丈夫です。」

(いや、思いっきり触られてるんですが……?)

そう心の中で叫ぶものの、もちろん言えるわけがなかった。

「はい、終了です!」

その声と同時に、彼女はタオルを外した。

露わになったそれは、今にも弾けそうな状態だった。
むき出しになってパンパンになった亀頭。
そして触れずとも竿がピクピクと動いているのを自分でも感じる。
誰がどう見ても、触れたら危ない――そんな状態だった。

「さ、さあ……みんな、講習修了です。」

中山さんが手をパンパンと叩いて声をかけた。

「隣の部屋で修了証を渡しますので、移動してくださいね。」

「はーい。」

そんな返事とともに、女性たちは立ち上がり、部屋を出ていった。

最後に、あの女性がこちらを振り返り、
ウインクをひとつ。

間違いなく、わざとだった――。

処理することもできず、自分で扱くわけにもいかず、
ただ、終了の合図を待つしかなかった。


自分の息子の状態が、ようやく落ち着いてきた頃だった。

中山さんが静かに部屋に戻ってきた。

「今日はありがとうございました。」

深々と頭を下げられる。
おそらく、生徒たちを無事送り出してひと段落ついたところなのだろう。

「では約束通り、マッサージをさせていただきますね。」

そう言われたとき、正直、断ろうかと思った。
今日一日、体はあちこち揉まれ続け、軽い筋肉痛のようなだるさがあった。

だがすでに部屋にはアロマが炊かれ、落ち着いた香りが漂っていた。
中山さんは手にオイルを広げ、準備を整えている。

「特別にオイルマッサージをさせていただきますね。揉み返しにも効果がありますよ。」

そう言いながら、背中に手を置いてくる。
温かくて、滑らかな感触だった。

「タオルは……もう、いいですよね?」

そう言って、かけられていたタオルがゆっくりと外される。

お尻にもオイルが塗られ、掌で丁寧に押し流すようにマッサージされていく。
気持ちよさとリラックスが重なり、思わず目を閉じた。

「じゃ、今度は仰向けね。」

何も考えず、自然に体を返す。

すると中山さんが、ふと笑ってつぶやいた。

「あら、さっきと違ってかわいくなったわね。」

そう言いながら、竿に指が触れる。

「え?あ、え?」

中山さんの突然の行動に、反射的に声が漏れそうになった。

すると、彼女は口に人差し指を当てた。

「しずかに。声を出さなければ……私の感謝の気持ちを、最大限感じてもらえると思うわ。」

何を言っているのか、最初は理解できなかった。

だが、下半身はすぐに察したらしく――
自然と大きくなってしまった。

「……あらあら、こっちは素直ね。でも、まだよ。」

そう言いながら、仰向けのままマッサージが再開される。

腕。
わきの下。
胸元。
お腹。
そして足。

指の動きはゆっくりと、でも確実に全身を流れていった。

そして、一通りのマッサージが終わると――

ついに、そこに触れられた。

ぬるり、とした感触が、先端にまとわりつく。
オイルをたっぷりまとった手が、ゆっくりと巻きつくように包み込んできた。

「あら……とても熱いわね。」

中山さんがぽつりとつぶやく。
そのまま、ゆっくりと上下に手を動かし始める。

滑らかで、摩擦のない動きだった。
まるで本当に、恋人の一部をマッサージするかのように、優しく、丁寧に。

手のひらで撫でられ、指の腹で軽く押される。
先端が少し押しつぶされるたびに、呼吸が乱れていく。

「ふふ……気持ちいいでしょ?」

問いかけるように、指が亀頭の周りを小さく円を描く。
そのたびに、下腹部がぴくりと跳ねた。

右手は根本を包み、左手の指先が先端をなぞる。
ゆっくりと上下する手の動きに、快感がじわじわと積み重なっていく。

ぐっと強く握ることはない。
あくまで、撫でるような、愛撫のような動きが続く。

「もう少し、我慢できるわよね?」

いたずらっぽい声に反応する暇もなく、
中山さんの手はさらに深く、敏感な部分に指先を差し入れてきた。

オイルの膜が、感覚を鋭くする。
そのたびに、喉元まで声がこみあげてくるのを必死で飲み込んだ。

刺激はどんどん深くなり、もう少し、もう少しで何かが来る――
そう思った瞬間、中山さんの手が動きを止めた。

「……ふふ、まだ。もう少し焦らしましょうね。」

そう言って指を離した彼女の目が、どこか愉しそうに揺れていた。

「散々がまんしたもんね、イッちゃいなさい。」

中山さんが、そう囁いた。

その声は穏やかだったが、目は違った。
さっきまで見せていた優しい眼差しではなく、獲物をとらえたような光を宿していた。
口元にはうっすらと笑みが浮かび、瞳孔がわずかに開いているように見えた。

手に新たにオイルが足され、そのまま勢いよく竿に塗り込まれる。
ぬるぬると音を立てながら、手の動きは一気に加速した。

「あっ……ちょ、中山さん……!うわあああああああああ!」

情けない声が勝手に漏れた。

その直後、限界が訪れた。

堰を切ったように、全てをぶちまけた。
今までにないほどの量だった。
吐き出す勢いが凄まじく、自分の胸を越えて、顔にまでかかってしまった。

――それでも、終わらなかった。

クチュ、クチュッ、と音を立てながら、中山さんの手は止まらない。

「ちょ、もう……っ!」

訴えるように声を出しても、やさしくも冷たくスルーされた。
そのまま再び限界が来て、二度目の射精。

そして、さらにもう一度。

どうしてこんなに出るのか、自分でもわからなかった。
腰が震え、頭が真っ白になる。

ようやく手の動きが止まったとき、視界の端に、中山さんの顔が見えた。

その目はどこか満足げで、口元には色気をまとった微笑み。
妖艶な笑みで、濡れた体の俺を静かに見下ろしていた。

中山さんは、静かに僕の体の上に乗ってきた。
そして、顔についた精液を――ぺろっと舐め取った。

舌の感触が、肌の上をなぞっていく。
温かくて、ぬるりとしていて、ぞくりと背筋が反応する。

「どうですか? 満足できましたか?」

ゆっくりとした声だった。
瞳はとろんとしていて、息遣いすらもどこか艶っぽい。

自分のそれは、役目を終えたように、皮の中へと戻っていった。
熱を発していた体も、少しずつ落ち着きを取り戻していく。

「あ……ありがとうございました……」

力なくそう返したときには、まぶたが重くなっていた。
全身の力が抜け、頭が枕に沈む。

中山さんの手が、やさしく髪を撫でるのを感じながら、
僕はそのまま、疲れ果てて眠りについてしまった。


エピローグ

目が覚めたときには、もう夕方になっていた。

隣で中山さんが微笑みながら、水の入った紙コップを差し出してくれる。

「目が覚めた? ぐっすり寝ていたのよ。」

優しい声に、ほっとする。
よかった――さっきみたいな、妖しい中山さんじゃない。
人が来てくれず泣きそうになっていた、あの優しい方の中山さんだ。

「すみません、寝てしまいました。」

時計を見ると、三時間近く経っていた。

「マッサージのあと、疲れて寝ちゃう人、結構いるのよ。……まあ、私のせいかもしれないけど。」

そう言って笑いながら、コーヒーをひとくちすする。

「忘れる前に渡すわ。」

そう言って渡されたのは、茶封筒だった。
中を確認すると、きちんと二万円が入っている。

「今日は本当にありがとう。」

そう言いながら、両手をそっと握ってきた。

――大変だったけど、やってよかったな。
心からそう思えた。

そして、少し間をおいて、中山さんが小さく声を潜めるようにして言った。

「……ところで、この講習、月に二回やってるんだけど……」

「は?」

思わず素っ頓狂な声が出た。

それ以来、月に二回、このアルバイトに通っている。

基本的には、40代くらいの女性――いわゆる“おばちゃん”たちにマッサージされる。
そして最後、いつものように中山さんが、僕の体を丁寧に揉んでくれる。

今日はパウダーマッサージの日だった。

サラサラとした手のひらが肌をすべり、指先が柔らかく撫でるように動いていた。
そしてそのまま、何の前触れもなく、それが扱かれ始める。

「あの……性器を触るのは犯罪だったんじゃないですか?」

そう問いかけると、中山さんはいつもの微笑みを浮かべながら言った。

「あら、自由恋愛なら問題ないはずよ?今だけ、私とあなたは恋人同士♪」

「……そんな、ソープみたいな……」

そう言いながらも、“恋人同士”という言葉に、心臓が跳ねていた。

すべてが終わり、封筒を渡されて帰ろうとしたそのとき、僕は中山さんの正面に立った。

「あの、これを……」

そう言って、今度は俺が封筒を差し出す。

「これは……何?」

中山さんが不思議そうに封を開けると、そこには二枚のチケットが入っていた。

「今度、映画に行きませんか?」

END


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