【創作羞恥小説】眠る家庭教師のお姉さん

お姉さん(CMNF)

最近、うちに家庭教師の先生が来ている。
今は大学生らしい。
明るくて、かわいくて、話しやすい――僕にとっては楽しみな時間だ。

その日も、少し勉強してから休憩になった。
僕の横で先生があくびをする。

「健太君は夜、ちゃんと眠れてる?」
「え? ああ、まあ……普通に。」
「先生ね、最近ぜんぜん寝られなくてさ。寝不足でふらふら~。」

ふぁ~っと大きなあくび。
そのまま時計を見て、少し考え込むような顔になった。

「お母さんが帰ってくるまで、あと30分くらいだっけ?」
「たぶん、それくらいです。」
「……ごめん、ちょっとだけベッド借りてもいいかな?」

ドキッとした。僕のベッドに先生が?
でも、断る理由なんてなかった。

「ぜんぜん大丈夫です。お母さんが帰ってきたら起こしますね。」
「ありがと、助かる~。」

先生はにっこり笑って、僕のベッドに潜り込んだ。
そのまま、すぐに寝息を立て始める。

「ほんとに寝不足だったんだ……。」

寝顔が、やけに無防備だった。
僕は思わず、スマホを取り出して寝顔を一枚だけこっそり撮った。
(……待ち受けにしよ。)
そんなことを思いながら、静かに時間が過ぎるのを待った。

ぴったり30分後、先生は目を覚ました。
寝起きとは思えないほど元気そうな顔で笑う。

「健太君のベッド、めちゃくちゃ寝やすい! びっくりしたよ~。ぐっすりだった!」
「また眠かったら、いつでも使っていいですよ。」

そう言うと、先生は「ありがと」と軽く手を振って帰っていった。

その夜、僕は布団の中で、先生の残り香に包まれていた。
思わず、二回ほど……致してしまった。

「……こりゃ、今度は僕のほうが寝不足だ。」

そう思いながら、ようやく眠りについた。


数日後、また先生が申し訳なさそうな笑顔で言ってきた。

「ごめんね、今日もちょっとだけベッド貸してくれる?」

両手を合わせてお願いされると、断れるわけがない。

「どうぞ。また30分後に起こしますね。」

そんなやりとりの後、先生はベッドに潜り込んだ。
すぐにスースーと、心地よさそうな寝息が聞こえてくる。

(……本当に寝てるのかな。)

気になって、そっと近づいてみた。
目を閉じたまま、穏やかな表情で眠っている。

ほっぺたを、指でぷにぷにと軽く押してみた。
それでも全く反応しない。

(すごい……起きないんだ。)

ふと、視線が唇に吸い寄せられる。
ドキドキしながら、そっと指先で触れてみた。

「……すごい、やわらかい。」

それでも先生は目を覚まさない。
思い切って、声を出してみた。

「……先生、チューしちゃいますよ?」

返事があるはずもなく、変わらず寝息だけが続いていた。

……そして、僕はそっと顔を近づけた。
躊躇いながら、自分の唇を重ねる。

僕にとって、それが初めてのキスだった。

唇の感触に、頭が真っ白になる。
できるなら、ずっとこうしていたい――けれど。

(……ダメだ、バレたらどうしよう。)

急に恐怖が込み上げてきて、バッと顔を上げた。
先生は相変わらず眠っていた。寝息も、穏やかだった。

それから先は、ただただドキドキを抑えることに集中していた。

やがて時間になり、先生は自然に目を覚ますと、何も知らない様子で笑った。

「ありがとね、健太君。今日もすっごくよく眠れたよ。」

そう言って、先生はいつものように帰っていった。

……その夜、僕は眠れなかった。


それ以来、先生はうちに来るたびに、勉強のあとに30分ほど眠るようになった。
最初はちょっとした仮眠かと思っていたけれど、どんなに肩を叩いても、ほっぺをペチペチしても起きることはなかった。
寝言を言うことはあっても、呼びかけても揺すってもピクリともしない。
ほんとにぐっすり寝てるんだと思う。

……そして、だんだん僕の行動は大胆になっていった。

その日は特に暑かったせいか、先生は布団に潜ることもなく、仰向けに寝そべっていた。
そして突然、ガバッと両手を布団から出したかと思うと、眠ったままシャツのボタンに手をかけた。
ゆっくりと、一つ、また一つ……。

驚いて見ているうちに、すべてのボタンが外され、胸元が大きく開いた。
中から現れたのは、レースのついた可愛らしいブラジャー。
女の人の下着をこんな間近で見るのは初めてだった。
気がつけば、手にしていたスマホのシャッターを切っていた。

そのまま見つめていると、先生は無意識のままブラをぐっと持ち上げた。
柔らかそうな肌がふわりとあらわになる。

(先生のおっぱい……。)

衝動に駆られ、思わずまたシャッターを押していた。
無意識の行動だった。そう、自分に言い聞かせていた。

でも、それだけでは収まらなかった。
そっと、指先を伸ばして──触れた。

「……やわらかい。」

手のひらに伝わる、はじめての感触。
胸の丸みに沿ってそっとなぞり、指先で先端に触れてみると──

「……んっ♡」

先生の唇から、小さな吐息が漏れた。
僕は反射的に手を引っ込めたが、彼女は目を覚ますことはなかった。

鼓動が早まる。
もう一度、そっと乳首に触れてみる。
すると、そこはさっきよりもしっかりと立ち上がっていた。

小さなその突起を指でつまみ、少しだけ弾くようにしてみる。
無防備なままの先生。
スマホを構えて、その姿をアップで撮影した。

──と、そのとき、時計を見てハッとする。
もうすぐ先生が起きる時間だった。

このままでは、どう見ても僕の仕業だ。
いや、実際に僕がやったのだが──言い訳のしようがない。

慌ててブラを元の位置に戻し、シャツのボタンを留めていく。
緊張で指がうまく動かず、もどかしい時間が過ぎていく。
ようやくすべてのボタンを留め終え、布団をかけ直した。

僕は机に向かい、何事もなかったかのように姿勢を正す。
そして時間になり、先生を起こした。

「先生、そろそろ……。」

「ん……ふあぁ……。ありがと、起こしてくれて。」

先生はゆっくりと目を開け、何も知らないまま、いつものように帰っていった。


次の授業の日。
先生は、まるで何事もなかったかのように、いつもと変わらない笑顔でやってきた。
授業も普段通りに進み、軽く雑談をして、そして──やっぱりそのままベッドに潜り込んだ。

静かな寝息が聞こえはじめ、また眠ってしまったようだった。
今日も少し暑かったのか、掛け布団を足で蹴ってしまったようで、布団はほとんど足元にずり落ちていた。

「先生、寝癖けっこう悪いな……。」

そう思いながら布団を直そうと近づいたとき、目に飛び込んできた光景に息をのむ。
スカートが大きくめくれあがり、下着が完全に露わになっていた。

「せ、先生……パンツ……。」

声をかけたが、返事はない。
もちろん眠っている。
思わずスマホを手に取り、そっと構えて──シャッターを切った。

何度も、連写するように。
撮っているうちに、心の中で悪魔が囁く。

『……先生の大事なところ、見てやろうぜ。』

迷いはあった。
でももう、止まれなかった。

ゆっくりと指先を伸ばし、パンツの端をつまむ。
慎重に、静かに──
そしてとうとう、足から完全に抜いてしまった。

「これが……先生のパンツ……。」

手にしたそれは、ほんのりと体温が残っていて、つい鼻を近づけてしまう。

「……先生の匂い……。」

そして目を向ける。
スカートの奥、足の間。
そこには──柔らかな毛並みに覆われた、見たこともない光景があった。
わずかに開いた隙間から、少しだけビラビラが覗いている。
その上には、控えめな膨らみがちょこんと顔を出していた。

「これが……先生の……」

夢中でスマホのシャッターを切る。
どれだけ撮っても足りない。
手が勝手に動いて、そっと指先を添える。

そして──その唇のような柔らかい部分にそっと触れ、静かに開こうとした、そのとき。

「健太君?」

頭の上から、静かな声が降ってきた。


先生は椅子に腰を下ろし、僕はその前で正座していた。

「健太君……なにをしていたのかな?」

笑顔ではあったけれど、その目には怒りと――どこか羞恥のようなものが混ざっているように見えた。

(もう、終わった……。)

できることは、正直に話して謝ることだけだ。

「……先生の、パンツを見ていました。」

「ふーん、パンツを“見ていただけ”なのに、なんで脱がされてたんだろうね?」

先生は手に、自分の下着を持っていた。
その口調は淡々としていたけれど、わずかに語尾が震えていた。

「す、すみませんでした! パンツの中が……見たかったんです……!」

言い訳の余地はない。
開き直るしかなかった。

そう言って顔を上げると、ちょうど西日が差し込んでいた。
先生のスカートの裾から、柔らかな光が入り込み――その奥が、はっきりと見えてしまった。

僕の視線が止まったことに、先生も気づいたらしい。
パッと膝を閉じてスカートを押さえ、顔を赤くしながら言った。

「ちょっと! また見てる! ダメって言ったでしょ!」

そう言って、手元のノートで僕の頭をポンと叩いた。
痛くはなかったけど、胸の奥にズシンと響いた。

「……男の子の前で無防備に寝ていた私も悪いけど……。」

「……ごめんなさい。先生のこと、好きだったので……つい……。」

沈黙。
言ってしまった。
どうせ嫌われたんだ。だったら、思い切って玉砕しよう。
そう思っての発言だった。

「……健太君、私のこと……好きなの?」

予想外の反応だった。

顔を上げて、先生の顔を見る。
頬は真っ赤だったけれど、それが夕日のせいなのか、恥ずかしさのせいなのかはわからなかった。

「……今日は帰ります。しっかり反省してください。」

そう言って立ち上がると、先生は机の上に大量の課題プリントを置いていった。
そしてもうひとつ、なぜか――先生のパンツも、そこに残されていた。


数日後。
家庭教師の日ではないはずなのに、先生が玄関に立っていた。
部屋に入って貰い、お茶を出した。

「えーとね……気持ちは嬉しかったんだけど……今は、健太君のお気持ちには答えられません。」

わざわざ告白の返事を伝えに来てくれたらしい。
律儀な人だと思った。
まさか、本当に来てくれるとは――。

「でもね、健太君が……私と同じ大学に受かったら、考えてあげる。」

「え? 大学に受かったら……?」

「そう。私と同じ大学よ? 今のままじゃ絶対無理だけど……頑張れば、ね。」

顔を真っ赤にしながら、先生はそう言った。
てっきり完全に嫌われたと思っていた。
正直、通報される可能性すら覚悟していたのに、これはまさかの逆転ルートだった。

「……頑張る! 絶対に合格します!」

本気だった。
確かに難しいとは思う。でも、無理だと決めつけるのはまだ早い。
やってやれないことはないはずだ。

そのとき、先生がふっと笑って言った。

「じゃあまず、スマホを渡して?」

「……え?」

「私の恥ずかしい写真、いっぱい撮ってたでしょ?」

にこっと笑って、手を差し出される。
もう、逆らえなかった。
しぶしぶスマホを差し出す。

「ん? 待ち受け、私の寝顔じゃない……これは、まあいいわ。」

「ブラジャーに……おっぱい? いつの間に撮ったの、これ。消去。」

「……乳首のアップ……って、これ立つ前と立ったあと、両方撮られてるじゃない。……消去。」

「おへそにワキに指? ずいぶんマニアックね……消去。」

「パンツは……ちょっと恥ずかしい……消去。」

「……あ、私のってこんな形だったんだ。ちゃんと見たことなかったな……。もちろん、消去。」

小さくため息をつきながらも、やや赤くなった頬が印象的だった。

お宝の数々が、先生の手によって次々と削除されていく。
悲しみに暮れる僕を見て、さすがに気の毒に思ったのか、先生はふっと笑った。

「……しょうがないわね。一枚だけ、特別に。」

そう言って先生は後ろを向き、スカートを持ち上げ、パンツを少し下ろした。
そして自分のスマホを手に取ると、足と足の間にカメラを差し入れて──一枚、撮った。

「はい、これだけね。」

先生はスマホをこちらに返しながら、背中越しに言った。

「じゃ、今日は帰るけど……次からは、うちの大学向けの勉強を本格的に始めるから。覚悟してね。」

そう言って、颯爽と帰っていった。

……僕は、しばらくその場から動けなかった。
気がつけば、スマホを手にして画面を開いていた。
そこには、先生の恥ずかしいところと、ちょっと照れくさそうな笑顔が一緒に写っていた。

「……ありがとう、先生。僕、がんばるよ。」

そう、心の中でつぶやいた。


エピローグ

それから、まるで別人のように僕は勉強に打ち込んだ。
朝から晩まで、教科書とノートにかじりついていた。
両親も驚き、心配するほどだった。

両親と先生にお願いして、家庭教師の日も増やしてもらった。
人生で、こんなにも一つのことに熱中したのは初めてだった。

そして――合格発表の日。

僕は先生と待ち合わせし、一緒に掲示板を見に行った。
心臓の鼓動がうるさいほどに高鳴る。
震える手で、自分の番号を探す。

「……あ、あった!先生、あったよ!」

「おめでとう!よく頑張ったね!」

思わず飛び跳ねそうになる僕に、先生が笑顔で抱きついてくれた。
あのときの感触と温かさは、今でも忘れられない。

その帰り道。
近くのコンビニで缶コーヒーを買って、公園のベンチで並んで座った。

「正直、受からないと思っていました。でも、先生がいてくれたから……。本当に、ありがとうございました。」

「ううん、私の力じゃないよ。健太君が、本気で頑張ったんだから。」

コーヒーを飲みながら交わす、たわいもない会話。
時間がゆっくりと流れていく。

缶の底を見つめながら、僕は立ち上がった。
先生の前に立ち、真っ直ぐに目を見つめる。

「先生のことが、好きです。付き合ってください。」

そう言って、手を差し出した。

断られても後悔はしない。
でも、できれば――。

そんな願いを込めた僕の手を、先生がそっと取ってくれた。
そして、頬を赤らめながら、恥ずかしそうに微笑んだ。

「……先生じゃなくて、愛美って呼んで。」

その瞬間、世界が少しだけ変わった気がした。

END


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