【創作羞恥小説】野球拳

創作羞恥CFNM

追い詰められていた。
目の前には、同級生の女の子が3人。
そして俺の格好は──パンツ一枚。

……なぜ、こんなことになったのか。

きっかけは、本当に些細な言い合いだった。
「男が女に負けるわけないだろ。」──そんな発言が、火種だった。

売り言葉に買い言葉。
なぜか話は脱線して、気づけば“3対1の野球拳”にまで発展していた。

最初は、俺の方が優勢だった。
靴下、上着、もう一枚……。3人の服は順調に減っていった。

──だが、所詮は数の暴力。
俺はすぐに追い詰められ、気づけばほとんど裸同然。
そして今、パンツ一枚で震えている。

「野球は九回二アウトからって言うだろ? ここから全勝してやる。」

そう息巻いてはみたものの──どう考えても分が悪い。

「負けを認めればいいのに。昔っから、バカなんだから。」

あきれ顔でそう言うのは、幼なじみの真由。
そもそもこの“脱衣野球拳”も、こいつとの言い合いが発端だった。

「も、もうやめた方が……」

気弱そうに口を挟んだのは志歩。
俺の惨状に、さすがに心配してくれているらしい。

「なんで私まで脱がされてるのかしら……」

完全に巻き込まれた美貴は、眉をひそめながらぼやく。
彼女だけは、本当にとばっちりだった。
そして、最後の一枚をかけた──運命のじゃんけんが始まる。

「じゃんけん、ほい!」

俺の手は──チョキ。
そして真由の手は──グー。

「はい、私の勝ち。」

あっさり負けた。逆転なんて、最初からなかった。

「じゃ、脱いでいただきましょうか。」

真由はニヤニヤしながら一歩前へ出る。

「ほ、ほんとに脱ぐの?」
志歩は顔を真っ赤にして、両手で頬を覆った。

「早く脱いで終わりにしようよ。」

美貴はため息まじりにそう言って、俺のパンツにそっと手をかける。

「や、やめろよ! 自分で脱ぐから!」

慌てて一歩引き下がる俺に、真由が肩をすくめる。

「じゃ、さっさと脱いでちょうだい。」

震える手でパンツに指をかけ──一気に下ろす。
だが、大事な部分は手でしっかりと隠した。

「脱ぐだけ脱いだぞ。これでいいだろ。」

だが、それで終わるはずもなかった。

「男らしくないわね……」

真由はあきれたようにため息をつき、こう提案した。

「じゃあ、もう一回だけチャンスをあげるわ。もしあんたが勝ったら、私たち三人で“おっぱい”見せてあげる。」

一瞬、場の空気が凍りつく。
もちろん、他の二人もすぐに反応した。

「なに勝手に決めてるのよ!?」
「そ、そんなのダメに決まって……!」

当然の抗議を受け流しながら、真由は続ける。

「でも、私が勝ったら──男らしく“全部”出しなさい。もちろん、負けを認めてここで終わるのもアリよ?」

明確な挑発。
逃げ道は残されている。でも……このまま引き下がるわけにはいかない。

「いいだろ……やってやるよ。俺が勝ったら、3人ともちゃんと脱げよ?」

静かに息を吸い込み、拳を握る。最後の戦いが──始まる。

「じゃんけん、ほい!」

お互い、グー。あいこ。
次で、すべてが決まる気がした。

「あいこで、ほい!」

俺の手は──チョキ。
真由の手は──グー。

……負けた。負けてしまった。

「さてさて。では男らしく、見せていただきましょうか?」

ニヤニヤしながら詰め寄る真由。
その隣で、クールな表情の美貴がじっとこちらを見ている。
志歩は顔を手で隠しているが、指の隙間からしっかりと覗いていた。

逃げ場なんて、どこにもなかった。
観念して、目を閉じ──手を離す。

……だが、静寂が続く。
歓声も悲鳴も、何も聞こえない。

そっと目を開けると、3人が黙ったまま“じっくり”と見ていた。
真由が、ふっと笑う。

「あんた、昔とあんまり変わってないじゃない。」

頬を少しだけ赤く染めながらも、その声はやけに冷静だった。

「そ、そんなことないだろ!」
反射的に言い返すが、自分でも“あまり成長していない”ことは自覚していた。

志歩はもう、手をどけていた。
じっと見ながら、小さな声でつぶやく。

「……なんか、かわいい。もっと怖いものかと思ってた。」

“かわいい”──その言葉に、変なショックを受ける。
美貴はというと、少し離れたところで、親指と人差し指を使って何かを測っていた。

「な、なにやってるんだよ……?」

「ううん、私ね、自分の指の長さでだいたいサイズ測れるの。大体──4センチね。」

記憶にある数値と、まったく同じだった。
追い打ちをかけるように、真由がスマホをいじりながら言う。

「平均サイズってさ、8センチくらいなんだって。つまり──ほぼ半分。」

その言葉に、心がバキバキと音を立てて折れた。

「い、いい加減にしろよ! もういいだろ!」

恥ずかしさで身を隠そうとした瞬間──手を押さえられた。

「ダメ。私たちね、男兄弟がいないの。だから、性教育に協力してもらうわ。」

無茶苦茶な理屈だった。

「お、おいっ! 二人とも止めてくれよ!」

すがるように美貴と志歩を見る。
だが、二人は顔を見合わせ──そろって、申し訳なさそうに笑った。

「ごめんね……私たちもちょっと、興味あるの。」

その瞬間、悟った。
もう──逃げられない。


せめて上だけは着させてほしいと頼み込み──
結果、俺は“制服の上だけ”という、どうしようもない格好になった。
下半身は何も身につけていない。ただの“裸”だ。

「えっと……確か、“おちんちん”って剥けるんだよね? これは……まだ剥けてないのよね?」

真由が、無邪気な顔でとんでもないことを言ってくる。
その一言一言が、こちらのコンプレックスを刺してくる。

「そうだよ。包茎ってやつだよ。」

ぶっきらぼうに答える。もう、どうにでもなれと思っていた。

「包茎……」

志歩が小さな声で、単語を繰り返す。初めて聞いた言葉みたいに。

「ちょっとさ、剥いてみてよ。」

美貴があっさりとそう言った。
遠慮も気遣いもない。けれど、それが逆に救いでもあった。

俺は無言のまま、自分で皮を剥いた。

「……痛そう」

真由と志歩が、同時に顔をしかめながらそう言った。

「仮性包茎だから、別に痛くはないよ。」

スースーするその部分を見下ろしながら、淡々と答える。

その瞬間、ふと視線を上げて──気づいた。

3人とも、かわいい。

いや、元々知っていたはずだ。
でも──改めて目の前にいる三人を見て、思う。

三者三様、みんな……かわいい。

そんな彼女たちが、興味津々と俺のそれを覗き込んでいる。
この状況がどれだけ倒錯しているか、冷静に考えるほどにわかる。

だから、反応してしまうのも──仕方がなかった。
むくむくと膨らんでいくそれに、三人の目がまんまるになる。

「あんた、なに興奮してるのよ!」

真由がツッコミを入れてくるが、それはもうどうしようもない。
本人にだって、コントロールできるものじゃない。

「み、見るなよ……!」

顔を背けながら叫んだが──結局、全開の状態を三人に見られてしまった。
……恥ずかしい。恥ずかしすぎる。

そして、ふと手を離した瞬間。
“それ”は、くるっと包皮に覆われてしまう。

そう、勃起しても──剥けきらないのだ。

「ねぇ、ちょっと……剥いてみてもいい?」

またしても、真由が遠慮のない声で言う。
ツッコミすら浮かばなかった。俺は、もうどうにでもなれという気分で、黙ってうなずいた。

真由が、おそるおそる手を伸ばしてくる。
そして──スッと、皮を下に下ろした。

その瞬間、電流が走ったような感覚が股間を走る。

女の子に触られたのは、初めてだった。
その指先の動きが、肌の上で妙に生々しく感じる。

スッ、戻る。
またスッと剥く。

何度か繰り返したあと、今度は志歩がそっと手を添えてきた。

両手で、ゆっくりと下ろしていく。
その丁寧な動きが、皮膚の感覚を鋭くしていくようだった。

自然と息が浅くなる。
気づけば、先端から透明なものが滲みはじめていた。

最後に、美貴が手を伸ばす。

「……なんか、ごめんね。」

申し訳なさそうに笑いながらも、彼女の指先はためらいなく動く。
スッ、スッと剥いては戻し、また剥く。

それだけで、妙な快感が積もっていく。

──もう、限界かもしれない。

そう思った、そのタイミングで──美貴の手がふっと止まる。

「……これは、私の役目じゃないな。真由、もう一回、お願い。」

「え?また私?」

真由が戸惑いながらも、再び前に出てくる。
そして──もう一度、剥いた。
一度、そして二度目の動きで、俺の意識は白くなっていった。

(……あ、やばい)

何かがこみ上げてくる感覚。

──その直後、部屋の空気がぴたりと止まった。

──真由の顔に、精液がかかってしまった。

……やってしまった。

何が起こったのか、真由は呆然と立ち尽くしていた。
志歩も同じように、状況を理解できず固まっている。
美貴だけが「やべっ」と言いたげな表情で、顔をひきつらせていた。

静寂が、教室を包む。

そして──真由が、頬に付いた精液をそっと指で触れた瞬間。

「ご、ごめん!!そんなつもりじゃなかったんだ……!!」

俺は、無意識に土下座していた。
真由は黙ったまま立ち上がり、静かに言った。

「……顔、洗ってくる。」

そのまま、教室を出ていく。

「私も一緒に行くね」と、志歩もあとを追った。

教室には、俺と美貴だけが残される。

「……とりあえず、ズボン履きなよ。」

そう言いながら、美貴はポケットティッシュを取り出し、俺の“そこ”に手を伸ばす。

「拭いてあげ──」

「自分でやる!!」

慌ててティッシュを奪い取り、真っ赤な顔で自分で拭いた。
これは……さすがにマズすぎる。

「いやー、私も悪かったよ。出そうなの、なんとなくわかってたのにさ。一緒に謝るよ。少しでも許してもらえるように。」

苦笑しながらそう言う美貴に、自然と頭が下がった。

そして数分後──

顔を洗って戻ってきた真由と志歩に向かって、俺たちはそろって頭を下げた。

「申し訳ありませんでした!!」

もう、殴られるくらいは覚悟していた。
……だが、返ってきたのは意外な言葉だった。

「2人とも……顔、上げて。」

顔を上げると、そこにはどこか申し訳なさそうな真由の表情があった。

「私もちょっと、調子に乗りすぎちゃった。ごめんね。」

その一言に、胸の奥がぎゅっと締めつけられる。

「……今日はもう、帰ろう? お詫びは、今度改めてさせて。」

その言葉を最後に、今日の“事件”は幕を下ろした。

結局、何も解決していないのかもしれないけど──
少なくとも、壊れずにすんだのは、きっと奇跡だったのかもしれない。


エピローグ

後日、俺は真由の部屋に呼び出された。

「この間は、ちょっと……恥ずかしいこと、させちゃってごめんね。」

そう言って、彼女はふいに上着を脱いだ。

驚いて固まる俺を横目に──
真由は、そっとブラジャーのホックに手をかけ、そのまま外した。

子どもの頃から見てきた彼女。
でも今目の前にいる彼女は、間違いなく“女の子”に成長していた。

形の整った胸に、思わず見とれてしまう。

「──もう終わり!」

照れたように一瞬だけ見せたあと、急いで隠してしまう真由。

「これで、おあいこってことで。」

顔を真っ赤にしながら、少しはにかんで笑った。
その笑顔が、なぜかとても眩しく感じた。

ちなみに──

さらに後日、志歩はお詫びに恥ずかしそうにパンツを見せてくれた。
美貴は、なぜか「一回だけね」と言って、おっぱいを揉ませてくれた。

……結果的に、悪くない出来事だったのかもしれない。
なんて、思ってしまう俺がいた。

──END


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