本作品は『悪魔の取引(罪編)』の続編となります。
良ければそちらからお楽しみください。

こちらに向かって歩いてくる女性には、見覚えがあった。
あのグラビアアイドル顔負けの豊かな胸と、抜群のプロポーション。
……一番最初の硬貨を使い、公園で揉みしだいたあの美女だ。
背後から胸を揉み、ビンタを食らう直前に硬貨を渡して難を逃れたはずの彼女が、今、まっすぐにこちらへと向かってくる。
嫌な予感がして逃げ出そうとするが、やはり指一本すら動かない。
やがて俺の目の前に辿り着くと、彼女は無言のまま俺の顔をじっと見つめてきた。
(ま、まさか……警察に通報されるのか……?)
全身の穴という穴から汗が吹き出し、嫌な汗が背中を伝う。
すると、彼女の口元がニヤリと歪んだ。
彼女は、そのまま優雅にベンチの背後に回った。
現在の俺は、ベンチの上で大股を開いて座らされ、両腕は背もたれの後ろに回された無防備きわまりない体勢だ。
自分の意志で身体を動かせない状況で、自分の死角に回られることがこれほど恐ろしいとは思いもしなかった。
耳元に、冷ややかな吐息とともに囁き声が吹き付けられる。
「……後ろから、揉んでくれたよね?」
ゾクッと、背筋を氷でなでられたような寒気が走った。
彼女の細い手が後ろから両脇を抜け、俺のズボンのベルトとジッパーに伸びてくる。
ジジジ……と静かな公園内にジッパーを下ろす金属音が響き、続いてパチンとホックが外れる音がした。
真っ昼間の、誰もが利用する明るい公園。
逃げ場のない惨状の中でズボンを押し下げられ、下着の間から俺のちんちんが無造作に引きずり出されてしまった。
「ちょっ……!?」
声だけは、出た。
しかし、その焦った声が完全に裏目に出た。 前方を通りかかった主婦と思われる女性が「何かしら?」とこちらを振り向き、出されたブツを目にした瞬間、心底嫌そうな顔をして早足で去っていった。
見られた。完全に変質者として認識された。
顔面が蒼白になっていく俺の焦りとは裏腹に、下半身のそれは、白日の下に晒された興奮と彼女の指の感触によって、みるみるうちに血を集めて肥大化していく。
剥き出しの肉塊に、彼女の冷たい指先が優しく絡みついた。
その瞬間、頭上からフッと鼻で笑うような吐息が降ってきた。
「……真昼間の公園であんなに大胆におっぱいを揉んでくれたのに、ちんこは随分とかわいいのね。」
顔が火が出そうなほど熱くなる。
彼女の手の中で限界まで硬度を増していく俺のちんちんだったが、彼女にとっては物足りない代物だったらしい。
「これでいっぱいいっぱい? ふーん、流石に小さすぎるわね。」
蔑むような言葉とともに、彼女の手が一定の速度で上下に動き始めた。
その快感と羞恥に悶えかけた瞬間、目の前に影が落ちた。
「ちょっとあなた! こんな真っ昼間から、こんなところでそんなもの出して、一体何を考えているの!?」
キーッとつんざくような甲高い怒声。
慌てて顔を上げると、そこには三十前後と思われる、買い物袋を下げた主婦が仁王立ちしていた。
一気に血の気が引く。
その大声を聞きつけて、公園内にいた他の女性や主婦たちが「何事か」と次々に集まってきた。
「うわ、最低……」
「こんな明るい公園で露出しだすなんて、頭おかしいんじゃないの?」
「気持ち悪い……」
次々と浴びせられる、容赦ない罵倒と蔑みの視線。
しかし、彼女たちには見えていないのだろうか。
俺の背後に回り込み、今まさに俺のちんちんを慣れた手つきで激しく扱いている彼女の姿が。
「ち、違います! 身体が動かなくて……! 無理やりやられてるんです!」
必死の弁明を叫ぶが、背後からの手コキは容赦なく速度を増していく。
数人の主婦たちに完全に囲まれた状態で、公開手コキは続いていく。
「言い訳するなんて最悪ね。」
「自分でそれ出しておいて、被害者ぶるつもり?」
「警察に突き出す前に、ちゃんと証拠を撮っておきましょうよ。」
誰かがそう言うと、主婦たちが一斉にスマホを取り出し、カメラのレンズをこちらへ向けた。
カシャ、パシャパシャ、と連続で響くシャッター音。
そのレンズの群れとカメラ音に合わせるように、背後の手つきはさらに荒々しく、快感の深部を正確に抉ってくる。
この常軌を逸した異常事態に、俺の理性が悲鳴を上げ、限界の絶頂がすぐそこまで押し寄せていた。
「い、イッちゃうっ! もう勘弁してください! おっぱい揉んだことは謝りますからっ!」
だが、そんな勝手な乞い言が許されるはずもなかった。
「イクときに、ちゃんとごめんなさいできたら、私は許してあげてもいいよ?」
耳元で意悪く囁かれると同時に、手コキのラストスパートが始まった。
「あああああっ……!」
動かない無防備な身体に、容赦のない濃厚な快感がダイレクトにぶつけられる。
周囲を囲む主婦たちは、変質者が射精する醜悪な瞬間を逃すまいと、一斉にスマホの画面を凝視して構えた。
そして――。
「……すいません、でし……たあああああっ!!」
情けない謝罪の叫びとともに、俺は集まった女性たちの目の前で、勢いよく白い液体をビュクビュクと噴出させてしまった。
射精の瞬間を見届けると、背後の手はようやく速度を緩め、残尿を搾り出すようにゆっくりとちんちんをしごいた。
「よしよし。約束通り、私は許してあげるよ。」
その囁きに安堵した瞬間、視界が急激に眩い白に染まった。
――そして、気がつくと俺は、揺れる車内で吊り革に掴まっていた。
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