PixivFANBOX先行公開【創作羞恥小説】睡眠時無呼吸症候群とEDの検査

創作羞恥CFNM

最近、日中の眠気が異常なほどにひどい。
気がつけば、ほんの一瞬、意識が飛んでしまっていることすらあった。
先日の会議中、ついにこらえきれずに居眠りをしてしまい、後から上司に呼び出されて注意を受けた。

「最近ちょっとひどいんじゃないか?夜はちゃんと眠れているのか?」

僕だって、極力睡眠時間は確保しようとしている。
だが、どんなに早く布団に入ろうとも、夜中に何度も目が覚めてしまうのだ。
結局、ぶつ切りになった睡眠のせいで、朝から激しい睡魔に襲われる日々が続いていた。
とにかく、睡眠の質が圧倒的に悪いのだろう。

「誰かに、『いびきがうるさい』とか指摘されたことはないか?」

上司の言葉に、ふと思い出すことがあった。
以前、友人が家に泊まりに来たときに、「お前、ちょっといびきがうるさすぎるぞ。」と笑いながら文句を言われたことがあった。
あのときはただの冗談だと思って聞き流していたが、もしかしたら本当に尋常ではないいびきをかいていたのかもしれない。

「有休を使っていいから、一度ちゃんと病院に行ってきなさい。もしかしたら『睡眠時無呼吸症候群』ってヤツかもしれないぞ。」

睡眠時無呼吸症候群――。
言葉自体は聞いたことがある。
けれど、あれは確か太った人がなる病気ではなかったかな。
別に自分はそこまで太っているわけじゃない。
そう心の中で反論しかけたとき、上司がさらに言葉を重ねた。

「お前、この間の健康診断で『内臓脂肪が多い』って診断されたって、自分で言ってただろ?」

……ぐうの音も出なかった。まさに心当たりしかなかった。

「……わかりました。近々、病院に行ってこようと思います。」

正直に言えば面倒くさい。
けれど、さすがに仕事にこれ以上の支障が出るのはまずいのも事実だ。
有休を消化するのはなんだかもったいないし、土日でも検査や診察をしてくれる近所の病院を探してみよう。
重い腰を上げる理由は、もう十分すぎるほど揃っていた。


徒歩数分の場所に、新しくできた病院。
そのウェブサイトを開くと、睡眠時無呼吸症候群の治療がかなり大々的に掲げられていた。
好都合なことにWEB予約も可能だったため、僕は早速次の土曜日の枠を確保した。

当日、向かった先は複数のクリニックが入ったビルだった。
フロアの階数を確認し、エレベーターに乗り込む。
やはり、昔から病院という空間は少し苦手だ。
特にこうして密室のエレベーターに閉じ込められると、逃げ道を完全に塞がれてしまったかのような、特有の圧迫感を覚えてしまう。

チーン、と静かに扉が開くと、目の前には自動ドアがあり、その先にはホテルのように綺麗な受付が広がっていた。

「あ、すみません。予約していた望月です。」
「はい、望月様ですね。保険証かマイナンバーカードはお持ちですか?」

ちょうど少し前に、マイナ保険証の手続きを済ませたばかりだった。
初めて使う最新のシステムに、内心で少しだけ緊張しながら、受付の機械にカードを差し込む。

「あ、すみません、裏表が逆ですね。お写真のある面を機械の方に向けていただけますか?」

受付の女性に、にこやかに指摘されてしまった。
きっと、僕と同じように間違える人がごまんといるのだろう――。
自分の中でそう言い訳をしながら、カードをセットし直した。

顔認証はスムーズに通り、そのまま問診票を手渡される。

「記入が終わりましたら、受付までお持ちくださいね。」

その際、受付の綺麗な女性の指先に、僕の手がほんの少しだけ触れた。
不謹慎ながら、なんだか少し得をしたような気分になる。
どうしたらあんな綺麗な人と付き合えるんだろうな、としょうもないことを考えながら自分が呼ばれるまで待ち続けた。


しばらくすると名前を呼ばれ、僕は診察室へと案内された。
ドアを開けて中に入ると、そこにいたのはこれまた大変お綺麗な女医さんだった。
女医さんと看護師さん。
二人の美人に囲まれる形になり、僕は不純にも少しだけ胸をドキドキさせていた。

「こんにちは。望月さんですね。よろしくお願いします。」

にこやかに迎えられ、手渡した問診票をベースに、日中の猛烈な眠気や夜間の覚醒についていくつかの言葉を交わす。
一通り話し終えたところで、女医さんは一つの結論を口にした。

「そうですね……お話を伺う限り、望月さんの症状はやはり『睡眠時無呼吸症候群』の可能性が極めて高いです。」

やっぱりそうなのか、と腑に落ちる。
同時に、あの異常な眠気の原因がわかったのは良かったのかもしれない。

「ですが、問診だけで確定診断を下せるわけではないので、まずは一度、ご自宅でできる簡易検査を行いましょう。」

傍らにいた看護師さんから、一枚のプリントを手渡された。
説明によると、数日中に自宅へ簡易検査キットが郵送されてくるらしい。

「3日間、寝る時にその装置をつけていただき、検査が終わったらそのまま郵送で送り返す形になります。その後、一週間ほどで検査結果が当院に届く手筈になっています。」

なるほど、わざわざ入院しなくていいのは合理的でありがたい。
そう納得していると、女医さんが「それからですね……」と言いながら、何やら細かな目盛りが刻まれた、テープ状の紙を3枚取り出した。

「検査の際、こちらも一緒に使っていただきたいのです。」
「これ、何ですか?」
「はい。こちらは、寝ている間に『勃起』しているかどうかを検査するキットですね。」

……え?
今、この美人の女医さんの口から、とんでもないワードが飛び出さなかったか?
いや、聞き間違いだ。きっとそうだ。
最近まともに抜いていなかったから、いよいよ欲求不満が極まって幻聴でも聞こえ始めたに違いない。

「えっと……なんですって?」

念のため聞き返すと、女医さんは至って真面目な顔で、はっきりと復唱した。

「ですから、寝ている間にちゃんと勃起しているかを確認したいのです。就寝前にペニスに巻きつけてください。朝起きたときに外れていれば、夜間に膨張した証拠になりますから。」

幻聴ではなかった。しかも今度は「ペニス」とダイレクトに言った。
あまりの衝撃に僕が漫画のように硬直していると、女医さんはこちらの様子を怪訝そうに覗き込んできた。

「あの、もしかして何か、いやらしいこと考えていませんか?睡眠時無呼吸症候群は、ED――つまり勃起不全と非常に密接な関係があるんですよ。」

あ、ああ、なるほど。医学的なアプローチなわけか。

「す、すみません。変な受け取り方をしてしまいまして……」

顔を真っ赤にして弁明する僕を見て、横に立っていた看護師さんが「クスッ」と堪えきれずに笑った。
そして、その例のテープを僕の手元に手渡してくれる。
よく見ると、数字も書かれていて、本当に短い巻尺のような不思議な形をしていた。

「そちらのテープは郵送せず、次回の診察の際、直接こちらにお持ちくださいね。」

――こんなものを、後日この可愛い看護師さんに手渡さなきゃいけないのか。
というか、あれを毎晩ちんちんに巻いて寝るのか。
変に意識してしまって、逆に一睡もできなくなるんじゃないかと本気で心配になってくる。

ひとまず、「自宅検査キット」が家に届くことを楽しみにしながら家路についた。


届くまで2週間ほどかかると言われていた検査キットは、思いのほか早く到着した。

「へえ、意外とコンパクトなんだな。」

箱を開けてみると、入っていたのは鼻に装着するチューブと、指先につける小さな機械だった。
こんな簡易的な装置で睡眠の状態が分かるなんて、今の医療テクノロジーはすごいなと感心しながら説明書に目を通す。

「よし、早速今晩から試してみよう。寝ている間に無意識に外さなきゃいいけど……」

呟きながら、同時にあの「ちんちんに巻きつける例のテープ」の存在を思い出した。
その日の入浴時、いつも以上にそこを念入りに、かつ丁寧に洗い上げた事は言うまでもない。

その夜、僕は少しばかりのソワソワ感を抱えながら、鼻と指に検査キットを装着した。
そして、おもむろに例のテープをちんちんへとそっと巻きつける。

「……これで合ってるよな?なんだか落ち着かないな。」

自分のシンボルに細かな目盛りの刻まれた紙が巻き付いているという、あまりにもシュールな光景に、思わず一人で吹き出してしまった。

「とにかく、寝ることが最優先だ。ぐっすり眠れますように。」

祈るような気持ちで目を閉じたものの、その夜も結局、いつものように途中で何度か目が覚めてしまった。
それでもどうにか朝を迎え、目覚まし時計の音で起き上がる。

僕はすぐさま検査キットを引っぺがし、限界を迎えつつある尿意に突き動かされてトイレへと駆け込んだ。
するとその瞬間、パンツの中から、くるりと丸まった紙が床へと落ちた。

「あっと……そうだ、ちんちんにつけてたんだっけ。」

急いでおしっこを済ませ、床に落ちたその紙を拾い上げる。
よく見ると、寝る前に巻いた時よりも、輪の大きさが少しだけ広がっているように感じられた。
試しに、今すっかり縮みきっている状態のちんちんに通してみると、当然ながらスカスカである。

「……良かった。寝ている間に、ちゃんと仕事してたみたいだ。」

最近は朝立ちを自覚することもめっきり減っていたので、その事実に男として少しだけホッとした。
これで次の診察の時、胸を張ってあのテープを提出できるぞ、と妙な自信が湧いてくる。

そんな調子で、3日間の検査期間は無事に終了した。
役目を終えたキット一式を送られてきた箱に詰め、郵送で送り返し、これにてミッションコンプリートだ。

あとは、結果が出る2週間後くらいを目安に病院の予約を取るだけだ。
一体どんな診断が下るのか、少しの不安と、それ以上の楽しみを胸に、僕は次のステップを待つことにした。


当日、僕は例のテープを輪っかの状態のまま、形が崩れないよう小さな箱にそっと収めた。
それをリュックの底に忍ばせ、病院へと向かった。

診察室に入り、再びあの美人女医の前に座る。
彼女は手元の書類を見つめながら、表情を引き締めた。

「検査の結果ですが……かなり重症です。望月さんご自身は寝ているつもりでも、体はほとんど眠れていない状態ですね。」

手渡されたデータシートには、素人目にも一目で異常だとわかる歪なグラフが並んでいた。
最長で2分近くも呼吸が完全に止まっている時間帯があるという。
背筋がスッと寒くなった。これは、もっと早く病院に来るべきだったのだ。

「本来なら、この結果を受けて一泊二日の入院精密検査に進むのですが、今回はそれを飛ばして、すぐに治療に入りましょう。」

医師の言葉に生唾を飲み込む。
提示されたのは「CPAP(シーパップ)」と呼ばれる機械を毎晩装着して眠る治療法だった。

「これは器具から空気を送り込んで気道を開き、呼吸をスムーズにする機械です。ただ、これで根本的な病気が治るわけではなく、あくまで対症療法に過ぎません。」

やはり、並行してダイエットを進めるのが不可欠なようだ。
僕が持参した健康診断の書類に目を落とした瞬間、先生の美しい顔が一瞬だけ曇ったのを、僕は見逃さなかった。

「ですが、あなたを苦しめてきた日中の猛烈な眠気の原因が分かったのは、大きな一歩です。一緒に頑張って治療していきましょうね。」

先生の温かい笑顔が、暗闇を照らす一筋の光のように思えた。

「――おっと、忘れそうになるところでした。例の夜間勃起の検査は、していただけましたか?」

そうだった。
睡眠時無呼吸症候群の検査結果が衝撃的すぎて忘れるところだった。
慌ててリュックから小さい箱を取り出した。
そして、両手を差し出してくれた看護師さんに手渡した。
なんとなく、ちんちんに巻きつけたものを可愛い人に渡すのは少し憚られるけど仕方ない。

「では、それに関連して少しだけ質問させてください。いわゆる、朝立ちはしますか?」
「いえ……最近はあまり、自覚がないです……」
「そうですか。では、勃起した際に、以前よりも硬さが足りないと感じることは?」
「あ、はい。確かに、昔に比べると柔らかい気がします……」

診察室の空気の中で、あまりにもダイレクトで恥ずかしい質問が飛び交う。
たまらず僕は、素直な疑問を口にした。

「あの……こういった質問も、やはり治療に必要なのですか?」
「ええ。睡眠時無呼吸症候群の合併症として、ED(勃起不全)になりかけている可能性が高いですから。でも、ご安心ください。当院は泌尿器科も併設していますので。」

そうだったのか。
呼吸器科と睡眠なんちゃらみたいなのしか見ていなかった。

「そうなんですね。知らなかったです。」
「はい、当院は内科、呼吸器科、睡眠外来、そして泌尿器科がありますので。ご安心してEDの相談もしてくださいね。」
「いや、まだEDと決まったわけじゃ……」

僕が小さく抵抗していると、箱の中身を検分していた看護師さんが、妙に神妙な顔つきで先生に声をかけた。

「あの、先生ちょっとよろしいですか?」
「少し失礼しますね。」

二人は顔を見合わせると、診察室の奥にあるパーテーションの向こうへと移動した。
壁越しにボソボソと内密に話し合う声が聞こえてくる。
内容は全く聞き取れない。その不明瞭さが、僕の心に得体の知れない不安を植え付ける。
「ふぅ……」と、先生の小さいため息が聞こえた気がした。

やがて戻ってきた先生の顔を見て、僕は息を呑んだ。
さっきまでの優しい笑顔は消え失せ、少し怒っているように見えた。

「望月さん。どうしてちゃんと検査をしてくださらなかったのですか?」

身に覚えのない叱責だった。
呆然とする僕を、先生はさらに冷ややかな目で見据える。

「あのですね、恥ずかしい気持ちは分かります。ですが、こちらが指示した通りに正しく検査を受けていただかないと、適切な治療計画が立てられないんですよ。」

本当に何のことか分からず、僕はただ戸惑うしかなかった。
弁解の言葉すら見つけられない僕に対し、先生はもう一度深いため息をつくと、デスクの上にあの小さな箱を突き出した。
そして、中から綺麗なリング状のままキープされた紙テープを取り出す。

「心当たりありますよね?いくらなんでも、こんな適当に丸めただけの輪っかじゃ、検査していないのは丸わかりです。」

いや、それはちゃんと寝る前につけてきちんと測ったはず。

「いや、僕はちゃんと……。」

先生の鋭い一瞥が飛んでくる。

「ですから!成人男性の勃起時のペニスが、こんなに細いわけがないでしょう?私の親指より、ほんの少し太いくらいのサイズですよ?」

その瞬間、僕の男としてのプライドに、容赦なく鋭利な刃物が突き立てられた。
そうか……僕のが、あまりにも小さすぎたせいで、検査を適当にサボって指か何かで丸めただけだと疑われたのか。

すると先生は、僕の手を荒々しく掴むと、その小さな紙の輪っかを僕の親指へと強引に嵌め込んだ。

「ほら見なさい。あなたの親指にぴったりのサイズじゃないの。」

勝ち誇ったように言い放つ先生。
少しだけ、涙が溢れそうだった。
消え入りそうな声をどうにか絞り出し、僕は告白した。

「……本当に、きちんと測ったんです。それが……僕の、ちんちんの大きさなんです……」

診察室が一瞬にして凍りついた。
「え?」という戸惑いの表情を浮かべたまま、先生と看護師さんが顔を見合わせる。
きっと、過去に検査を誤魔化そうとした不届きな患者がいたのだろう。
けれど、これは紛れもない事実なのだ。
睡眠中とはいえ、僕のちんちんの正真正銘最大サイズだった。

小さくて悩んだことはあった。
だが、まさか小さすぎるという理由で、医者から直々に「検査をサボった」と怒られる日が来るとは夢にも思わなかった。

「あ、あの……望月さん?」

おずおずとした、酷く恐縮した声で先生が呼びかけてくる。
僕は俯いていた顔を、どうにかして持ち上げた。

「……もしそれが本当でしたら……申し訳ありませんでした!」

綺麗な黒髪を揺らし、先生が机に頭がつきそうなほど深々と頭を下げた。

「私も、変な先入観で失礼なことを申し上げてしまい、本当に申し訳ありませんでした!」

看護師さんも、顔を真っ赤にして隣で直立不動のまま頭を下げる。
美人の二人にそこまで全力で謝罪されると、こちらも戸惑ってしまう。

「い、いや……あの、大丈夫ですから……顔を上げてください。」

深く傷つきはしたけど、頭を深々と下げられている今の状況も辛い。
とりあえず誤解は解けたのでヨシとしよう。
……はぁ。

「あの、もしよろしければ一度ペニスを診察させていただけませんか?もしかすると、『マイクロペニス』と言って、治療が必要になるかもしれません。」

マイクロペニス……。
生まれて初めて聞く単語だったが、その響きだけで僕の心に追い打ちをかけるには十分だった。
単なる個性の範囲としての「小ささ」ではなく、病気の可能性があるというのか?

「掛井さん、この後の診察スケジュールは?」
「はい、ちょうど今からお昼休みに入るところですので、次の患者さんはおられません。」

時計の針は、いつの間にか12時を回っていた。

「本当に悪いんだけど、掛井さん、お昼の休憩を少し後ろにずらしてもらえる?」
「はい、もちろんです!私が変な疑いをかけて患者様を深く傷つけてしまったのですから、むしろ私からも先生にお願いしたいくらいです。」

なんか、診察を受けると言っていないのに外堀がドンドン埋まっていく。
しかも、はじめて見せる相手が美人の女性二人だなんて。
さすがに心の準備が……。

「よし、じゃあ掛井さん、準備をお願い。――望月さん、ズボンと下着を脱いで、こちらのベッドへ腰掛けてくださいね。」

先生が指示を出すと同時に、カサカサと小気味よい音を立てて、診察用ベッドに使い捨てのシーツが敷かれた。
完全にこっちの意思とは関係なく、診察が始まってしまったようだ。
もう逃げられないと悟り、のろのろと椅子から立ち上がった。


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